中学生の時に両親が離婚。父が家を出ていきました。以来、父に対しては「母に苦労を掛けた気難しい人」という思いがあり、わだかまりが拭えません。たまに会っても、ぎこちなく会話する時期が続きました。
心が変わり始めたきっかけは…
神の教えを学び始めたのは、高校生の時です。分からないながらも、「学んでおかないと、人生後悔するぞ」と率直に感じました。そして、実際に学んでいくうちに、少しずつ私の心が変わっていきました。
父と母、二人のおかげで自分の命がある…と思うと、「父との関係を修復したい」と感じるようになったのです。ちょうど自分が結婚することになり、思い切って父に報告すると、本当にうれしそうでした。神受祭(結婚式)への参列も快諾。「気難しい人」と勝手に思い込んでいた自分を反省するのと同時に、心の距離が一気に縮まった思いでした。
その後は、積極的に父と交流を持つようになりました。きょうだいを誘って家を訪ねたり、食事会をしたり。思いを表現するのは苦手な父ですが、話をすると、私たちのことを気に掛けてくれているのがよく分かるのです。
これから私にできること
今は、私も親の立場になりました。けがをして心配を掛けたこと、言うことを聞かずに駄々をこねたこと…。我が子の姿に、幼い頃の自分を重ねながら、自然と両親への感謝が深まっています。そして、親は親なりの苦労があったのだろうな…と感じるようにもなりました。
これから私にできるのは、良い生き方を子供たちに見せていくこと…と思っています。そのためにも、夫婦で教えを学び、気持ちを重ねていく大切さを痛感しています。同じ教会書籍を読んで、「いいこと気付いちゃった」と共有し合う毎日…。同じ内容を読んでいるのに、気付くところがお互いに違うのが面白いです。
生きる指針がある素晴らしさ
今、心のわだかまりは、きれいに消えました。父は、私の子供をかわいがってくれて、「いいおじいちゃん」です。神の教えを知らなければ、こんなふうに、父との縁は取り戻せなかったと思います。自らのルーツを大切に、子供たちに見られて恥じない生き方ができるよう、歩んでいきます。
神示で確認 「喜び」の仕組み
家庭の価値(真理)をよくよく悟り
「教え」に生きて 家族の関わりを深める努力が必要
「教え」が家族の心を一つに重ね 補い 支え合って「生きる」家庭をつくる
――仕合せの基は 和のある家庭――
――「真理」で触れ合うほど 人間は 互いの実体を高め合う心(愛心)が芽吹く――
実体は修正され 運命の力は磨かれ 心(魂)休まる家となってゆく
『真実の光・神示 令和2年版』60ページ(中略あり)
神示で確認 「喜び」の仕組み
家庭の価値(真理)をよくよく悟り
「教え」に生きて
家族の関わりを深める努力が必要
「教え」が家族の心を一つに
重ね 補い 支え合って「生きる」
家庭をつくる
――仕合せの基は 和のある家庭――
――「真理」で触れ合うほど
人間は 互いの実体を高め合う
心(愛心)が芽吹く――
実体は修正され 運命の力は磨かれ
心(魂)休まる家となってゆく
『真実の光・神示 令和2年版』60ページ(中略あり)