生後間もない頃からぜんそくで、入退院の繰り返し。「次の人生は、元気な体で生まれてこられますように」と願ってきました。病弱なこともあり、友達とわいわい遊ぶより一人の方が気楽で、自分の中に「相手」の存在はなかったように思います。このまま年を取ったら、施設に入って…と、漠然とした人生プランを立てていました。
「なぜそうなるのか」が分かる
教会には、幼い頃から両親が連れていってくれて、実りの集い、友輝会と学んできました。少しずつですが、「心が健康でいる大切さ」が分かって、体が弱いのは事実として、それを受け止められる自分になれるように…と祈願を始めました。
学ぶ中で、自分は落ち込みやすく、心が不健康なことに気付きました。しかも、「なぜ落ち込みやすいか」も分かりました。神の教えで「一人残らずに役立つ力、運命がある」と学んでも信じられず、「ああいう良さがほしいな」と人と比べてばかりだったのです。だから、「運命を信じられるようになりたい」と、素直に祈願しました。
自分の運命を信じて磨く努力
「人と関わらないと運命は磨かれない」とも学んだので、怖い感じの人にも挨拶したり、歩み寄る努力を重ねていきました。そのうちに、落ち込むことはあっても、引きずる期間が短くなり、心が強くなっていく感覚を味わえるようになったのです。
不思議と体力に自信が出てきて、今は清掃の仕事をしています。お掃除はもともと好きで、皆さんには「細かい所まで気付いてくれていいね」と言っていただき、うれしいです。休憩時間には、3周りくらい年の離れた先輩と冗談を言っています。人と関わると疲れていた私が、逆に関わりの中で、体の疲れを癒やしていて、自分でも驚いています。
今の人生を大切にする思いに
今、ぜんそくの症状は出ていません。ただ、体調を崩すことはあります。昔の私はそれだけで落ち込んでいましたが、もうそれはありません。私が仕事を休んだ分、頑張ってくれている人がいるのだから、早く治そうと思うのです。
体調を崩すと熱が出ることに、最近気付きました。子供の頃は、熱が出ないほど抵抗力のなかった私が、熱を出してウイルスと闘えるくらい健康になれたのだと、感謝できました。きっと心が元気だから、体も「生きるぞ! 生きるぞ!」と頑張ってくれているのだと思います。
神と歩んできた30年の人生。「この人生を大切に、最後まで神と生きていきたい」と思い、ことし明魂登録をしました。神のおかげで、分厚かった心の殻を、一枚一枚剥ぎ取ることができ、「誰かと一緒になるのもいいな」と、結婚のことも前向きに考えられるようになりました。神示教会は、私に生きる力を吹き込んでくれた場所。「心に希望をありがとう」という思いでいっぱいです。
神示で確認 「喜び」の仕組み
「教え」を心(人生)の支えに 日々生きてごらん
心安定し 現実 現状を冷静に受け止める 心のゆとりが持ててくる
精神世界の真実 真理に気付き 悟りを深めし人は
神とのつながりを確信し 体調変化を受け止めて生活できる
心明るく 強くなれたとき 人間は体調変化と調和できる
真の健康を手にした人の心が ここにある
『真実の光・神示 平成29年版』15ページ
神示で確認 「喜び」の仕組み
「教え」を心(人生)の支えに
日々生きてごらん
心安定し
現実 現状を冷静に受け止める
心のゆとりが持ててくる
精神世界の真実 真理に気付き
悟りを深めし人は
神とのつながりを確信し
体調変化を受け止めて
生活できる
心明るく 強くなれたとき
人間は体調変化と調和できる
真の健康を手にした人の心が
ここにある
『真実の光・神示 平成29年版』15ページ