(群馬県CS/50代女性/パート)
娘の離婚をきっかけに、家族それぞれが感情にのまれ、家の雰囲気がとても悪くなりました。「どうしてこんな目に遭うのだろう」というつらい思いを何とかしたくて、必死で神の教えを学びました。
そのうちに、ふと自分が信者になった時のことを思い出したのです。我が家は、父の会社の経営が困難に陥った際に、一家で信者となりました。もし、神示教会を知り得なかったなら、一つ屋根の下で生活していたとしても、互いに責任を押し付け合い、ばらばらの家族になっていたはずです。そう思った時、「私たちは、神のおかげで一緒にいさせてもらえている」と感じ、夫や子供たちに対して感謝の心が湧き上がりました。
「いてくれるだけで、うれしい」と思えると、細かいことで腹が立たなくなりました。家の雰囲気も少しずつ落ち着いていき、家族に対して温かい言葉を掛けられる自分になっていったのです。
先日、高齢の母も一緒に、家族で神総本部に参拝しました。その時、息子が私の母と腕を組み、歩幅を合わせてゆっくり歩く姿を目にして驚きました。率先して動くような子ではなかったからです。それまで、息子の良さを見ていなかったこと、良さを引き出すような親としての関わりをしていなかったことに、あらためて気付きました。自分がどんな心で家族に関わるかで、家庭の雰囲気が大きく変わっていくと実感しました。
神総本部でのひとときは、とても楽しかったです。これからも、家族と和やかに過ごせるように頑張ります。