No. 486

「心の治療」に取り組む!
がんが教えてくれた宝物
(福島県II/60代女性/会社員)

夫亡き後、何でも一人でやってきた私。子供たちに頼らずとも、自然とこなせていたのです。

頼らないのではなく、頼れない

そんな中、突然の乳がん宣告。命に関わる状態でした。でも、冷静に受け止めていました。ちゃんと治療すれば、一人で乗り越えられるはず! とはいえ、先のことを考えると、不安はゼロではありません。教えを学び、教務相談も受ける中で、耳にたこができるほど言われたことがありました。

それは「家族を頼る」。今まで一人でやれていたし、頼らなくても大丈夫。それに、子供たちは家庭を持っているから、迷惑を掛けたくない…。ずっとそう思っていましたが、ある時気付いたのです。家族を頼らないのではなく、「頼れない」私なのだと。何より、子供にひと言も相談せず、自分の思いで事を図ってきた、私自身の「自我の強さ」これが問題だったのです。

ようやく打ち明けられた本心

「がんを治す」という体の治療も大切。でも、私には「生き方を直す」心の治療も必要でした。弱音など吐いたことがない私にとって、家族を頼るのは容易ではありません。神に願い、必死で努力しました。

どんなに体調が悪くても作っていた食事。「体がだるいから、買ってきてくれる? ごめんね」と、少しずつ甘えられるようになりました。ずっと言えなかった本心も打ち明けられました。「寂しいな」。子供たちは、代わる代わる家に来ては時に泊まっていくなど、献身的に支えてくれました。

抗がん剤で髪の毛が全部抜けた時は、さすがにショックでした。そんなある日、次男と4歳の孫が来てくれました。見てビックリ、親子そろって頭がツルツルです。「母ちゃん、俺も坊主にした」「ばあばあと同じだよ!」涙が止まりませんでした。家族の存在が、こんなにも私の心を支えてくれるなんて、思ってもみませんでした。

ただ、一つだけ絶対に子供に言いたくないことがありました。お金のことです。でも、治療にも検査にも多額の費用がかかる現実…。思い切って相談しました。「残りが少なくて心配なの…」子供たちの反応は意外でした。「大丈夫だよ。子供が4人もいるんだぞ」「これで間に合うか」と、気持ちよく助けてくれたのです。

心の治療の成果が出た!

日に日に心が元気になっていく、確かな感覚がありました。抗がん剤の影響で味覚がなくなっても、「食べられない」ではなく、「少しだけど食べられる。ありがたい!」と感謝でいっぱい。小さなトマトを口に入れた瞬間すらも、「おいしい!」と飛び上がりたくなったほどです。

このたび、全ての治療が終わり、医師に「がんが全く見当たらない」と言っていただきました。心の治療の成果が出た! 私にはそう思えてなりません。がんのおかげで、「家族」という一番大切な宝物を見つけられました。今、とても仕合せです。

神示で確認 「喜び」の仕組み

真の健康手にする極意は一つ ――「運命」に重なる生き方をする――
 和心育つ家庭を求めて 「真理」に生きてごらん
 自然と 家族の心は 寄り添い 重なり合って 支えて「生きる」心が育ってゆく
 家族の触れ合いを通し 心の不安 迷いは治まるのである
 安定した心に 「運命」の力が引き出されてゆくのである

『真実の光・神示 平成25年版』89ページ(中略あり)

「運命」に重なる生き方とは、自分の分・器に合わせた生き方です。無理をしてでも自分の力で、というのではなく、頼るべきところは頼り、感謝の思いを返すのが、あるべき姿なのです。素直な思いを伝え合う家族は、互いに愛の心で触れ合い、支え合っていけます。そこに、さまざまな不安も乗り越えられます。心は安心感に包まれて、生きる力、生命力である「運命」が引き出され、心身ともに健康に過ごせるのです。

神示で確認 「喜び」の仕組み

真の健康手にする極意は一つ
    ――「運命」に重なる
      生き方をする――
 和心育つ家庭を求めて
    「真理」に生きてごらん
 自然と 家族の心は
  寄り添い 重なり合って
   支えて「生きる」心が育ってゆく
 家族の触れ合いを通し
  心の不安 迷いは治まるのである
 安定した心に
    「運命」の力が
      引き出されてゆくのである

『真実の光・神示 平成25年版』89ページ(中略あり)

「運命」に重なる生き方とは、自分の分・器に合わせた生き方です。無理をしてでも自分の力で、というのではなく、頼るべきところは頼り、感謝の思いを返すのが、あるべき姿なのです。素直な思いを伝え合う家族は、互いに愛の心で触れ合い、支え合っていけます。そこに、さまざまな不安も乗り越えられます。心は安心感に包まれて、生きる力、生命力である「運命」が引き出され、心身ともに健康に過ごせるのです。