No. 397

人間関係の苦労が一変
神の教えで築いた信頼感
(佐賀県CY/50代女性/会社員)

私は、物流の会社で、商品を仕分ける仕事をしています。

派遣社員として、重い商品の出荷を担当していた頃、腰を痛めてしまい、部署異動となりました。一緒に仕事をすることになった3人チームのうちの一人は、テキパキと仕事をするタイプで、私はのんびりマイペース。以前、一緒に業務をした時は、その人のきつい命令口調にびくびくして仕事を間違え、さらに文句を言われてしまう…。そんな悪循環だったのです。「このチームでやっていけるのかな…」と不安でいっぱいでした。

先入観を取り払う努力を

そんな時、教会図書で学び、「仕事は、一人で成立するものではない」という内容にハッとしました。自分の仕事が、チームに影響すると思った時、相手を気にして萎縮するのではなく、まず自分のできることに集中しようと思ったのです。

「先入観で相手を見て、振り回されないように」「ミスなく動けるように、仕事に集中したい」ということを神に願いながら取り組むと、間違えることなく素早く動けて、仲間への気遣いや、時間を考えて動くゆとりが出てきました。

出荷する商品の積み方一つも、一人で決めず、二人の考えをよく聞くことに。さらに、疲れているなと思ったら、いたわりのひと言を添えるなど、何かと会話を心掛けていったのです。

慕ってもらえる存在に

いつしか、チームの仕事の効率が上がり、予定よりも早めに終わる日が多くなってきました。一緒に仕事をしている二人から、たわいのないことで声を掛けられることも増え、ギクシャク感がなくなり、むしろ慕ってもらえるようになりました。人間関係で苦労していた状況が、一変したのです。

さらに、仕事に向き合う、私の姿勢が評価され、正社員へと声を掛けていただきました。よく見てくださっていることを感じ、会社には感謝しています。神の教えがあればこそ、つらさに負けずに頑張れました。これからも、自分のできることで精いっぱい役立つ生き方をしていきます。