No. 338

感謝の薄さに気が付いて
手に入った温かい家庭
(大分県KK/60代女性/主婦)

自分が変わると夫にも変化が…

夫は、とても優しい人です。しかし、私がどれほど神の館で共に学びたいと願っても、受け入れてはくれませんでした。長年にわたって、「なぜだろう?」「どうして?」ともんもんとした心で過ごしてきたのです。

神の館で学びを重ねるうちに、夫に対して心からの感謝が薄かった自分が見えてきました。それに、私は、夫の仕合せのために一緒に学ぶことを願っていたつもりです。ところが、実際は、“夫婦で学ぶ”という形にこだわっていました。夫にああしてほしい、こうしてほしいと言う前に、まず自分でした。

それからは、気付いたことの実践に本気で取り組み始めました。夫の話に真剣に耳を傾け、折あるごとに感謝の思いを言葉にするなど、自分の修正を心掛けたのです。心の底から「ありがとう」と言える自分にもなれました。

やがて、大分に神の館が開所すると、夫は自然と私と一緒に参拝し、学ぶようになっていきました。その上、驚いたことに、信者となったのです。長い間の願いが、現実になりました。職員に信者籍を置いた理由を聞かれた夫が、「優しい妻への感謝です」と答える姿に、胸が熱くなりました。

夫婦で味わう仕合せ感

私たちは、いつも一緒に神の館に出掛けます。夫婦で教えに生きられる喜びと安心感は、何にも代え難いものです。互いを大切にし、支え合いながら過ごす日々は、心の底から「仕合せってこれだよね」「夫婦って何てすてき!」と言えるほど、満たされています。

仕合せは、物や形ではありませんでした。心がゆったりと穏やかで、安心感に包まれて暮らせる温かい家庭。欲しかったものは、いつの間にか私の手の中にありました。今は、「私たち、100点満点夫婦だね」と笑い合いながら、これからも仲良く、よろしくお願いしますと感謝の思いを語り合っています。