No. 1390

どんな状況も「教え」で!
貫いた先に手にした仕合せ
(富山県KO/60代女性/自営業)

昨年の秋のことです。長男から、「実家に帰る」と連絡が来ました。「また夫婦げんかしたのかな…」と、軽い気持ちで承諾したところ、大量の荷物を部屋に運び込んだのです。「もう限界や。しばらくここに住まわせてほしい」。その目に生気はなく、疲れ果てているのが一目で分かりました。 

息子の姿に諦めの気持ちが…

8年前、長男は、二人の子を持つ女性と結婚。お嫁さんが自宅でエステサロンを開業するために家を建てたものの、経営はうまくいかないまま…。息子は、膨らみ続ける借金とローンの返済に、働き続ける毎日でした。それもあって二人はけんかが絶えず、周囲の人が私に、「もう別れさせた方がいい」と言ってきたこともあります。 

ストレスからなのか、毛髪をはじめ、全身の毛が脱けてしまった息子。生来、我慢強く、親にも頼れないでいた長男からの、本当に限界のSOS。「もう十分頑張った。楽にさせてあげたい…」そんな思いから、私の心には、「離婚」の二文字がよぎりました。 

「真理」が見えて、消えた迷い

教務相談を受け、『心の正道』を読みまくりました。「母親として、自分がすべきことは?」と考えながら過ごしていると、家事を手伝う息子を見て、ふと気付きました。「私とは暮らし方が違う。やっぱり別の立ち木の『根』なんだ」。 

神は、「家庭は立ち木(※)」と教えてくださいます。長男家族という一本の立ち木において、私の立場は、あくまでも側面から見守る「土」です。倒れそうな木を立て直せるのは、根である息子と、幹であるお嫁さんだけ。二人が向き合えるように、できるところから応援していこう。

まずは、せめて心が元気になるように、我が家から出勤する長男に、ほぼ毎日、朝食とお弁当を作り、「普通に」暮らしたのです。息子も、たまに夕食を作ってくれたり、掃除をしてくれたりしました。 

日に日に明るくなる長男に、少しずつ思いを聞いていきました。経済的に大変で、けんかになってしまうこと。でも、子供たちを大切に思っているから、育てていきたいこと。状況があまりに苦しくて、逃げてきてしまったけれど、父親を亡くした頃、どん底の自分を支えてくれた妻には、とても恩を感じていること…。息子は、離婚したいわけではなかったのです。 

思えば私も、若い頃、頑張り過ぎて脱毛症になり、引きこもった時期があります。信者になったのは、そこから救われたかったから。家族の支えもあって乗り越えられたものの、今の息子と同じでした。我が家に確実に流れている実体。今こそ、根こそぎ修正するチャンスなのだと思いました。 

家族の縁がどんどん深まって

その後、夫婦で冷静に話し合えた息子は、しっかりとやり直していくこととなり、家族との生活に戻りました。私自身も、我が子を心配するばかりの冷たい心だったと気付きました。お嫁さんは、縁のあった大切な“家族”。みんなで神の教えをもっと学んで、生き方を修正していこうと話し合っています。 

先日、お嫁さんからこんなLINEが来ました。「私にも、子供たち以外の家族がいるんだなって、安心しました」。うれしくて、うれしくて。真理どおりに生きれば、どんなことがあっても、必ず結果が吉に返る。我が家は、ここからもっと仕合せになると確信しています。

 

※立ち木の真理は、『生命の歩み』75ページで確認できます。 

実体を正すために 信者は家族で「教え」を学び
    家庭の中での立場と任 それぞれの「あるべき姿」を知って
      正しい関わりを深めることが必要
 「教え」で家族それぞれが触れ合うほどに
    自然と家族の会話は重なり 増えて 「真実の愛」が家族の心に芽吹く
「教え」が家族の心を一つに重ね 支え 補い合って「生きる」心(愛情)を強くする

実体を正すために
 信者は家族で「教え」を学び
  家庭の中での立場と任
   それぞれの「あるべき姿」を
              知って
   正しい関わりを深めることが必要
「教え」で家族それぞれが
        触れ合うほどに
 自然と家族の会話は重なり 増えて
   「真実の愛」が家族の心に芽吹く
「教え」が家族の心を一つに重ね
   支え 補い合って「生きる」
        心(愛情)を強くする

『真実の光・神示 令和2年版』15ページ(中略あり)