神の教えの宝箱「今すぐできる! 心のトレーニング」にあった、“話を最後まで聞く”を実践してみました。
「あー、それね」をやめてみた
まずは、母との会話で意識しました。私は話好きなので、初めは母のひと言で自分の話を思い出し、「あー、それね」と遮ってしまうこともありました。そのたびに、神に「自分の話がしたくてうずうずします。母の話が聞けるゆとりを下さい」と語り、実践に努めたのです。
そのうちに、すごいことに気付きました。母は、「きょう失敗しちゃったの」とマイナスの話から入っても、最後まで聞くと、「でも、感謝が足りなかったわよね」などと、必ずプラスの気持ちを話すのです。私は感動して、「そうだよ、お母さん! 教えてくれてありがとう」と、キラキラした心を母に返しました。
次から次へとうれしい変化が
早速、職場でも実践です! すると、まず、業務上の思い違いや行き違いが減りました。さらに実践を重ねるうちに、大きな変化がありました。相手がどういう気持ちで話しているか、言葉の裏にある思いを感じられるようになったのです。
以前は、「何で報告してくれないのだろう」「私の方が先輩なのに」などと周りを責める心があったのに、気が付けばそれがなくなっていました。それどころか、相手の長所が、湧き出るように見えてきました。そこを褒めると、満面の笑みを返してくれて、うれしかったです。
私は、これまで「これが正しいから…」と、自分の考えを一方的に周りに押し付けていたこともあったと思います。私には、「相手に寄り添う心」が欠けていたと痛感…。反省です。
まずは家庭で、次に社会で心のトレーニング。今回、とても良い経験ができたので、今後も続けたいと思います。