美容師の仕事は、私の生きがいでした。日々がむしゃらに働き、店は180人のスタッフを抱えるまでになりました。
友人の人柄から感じた神の存在
ところが、今年に入って足が痛み始め、仕事はおろか、歩くことすらできなくなったのです。検査で入院したものの、原因が特定できず、激痛に耐える毎日でした。
昔からの美容師仲間に打ち明けると、神示教会のことを教えてくれました。彼女は同じ経営者でありながら、一人で前に立つ私と違い、みんなが付いてくる人…。問題が起きても逃げることなく、一つ一つ乗り越える姿は、不思議なほどでした。そんな彼女の人柄から、神の存在や教えは十分納得できました。そして、私もこの神に付いていこうと信者になったのです。
生き方のテーマに据えたのは…
ベッドの上で、必死に教えを学びました。そして、やっと気付きました。私は、これまで前しか見ていなかった…と。隣にいる夫にも、後ろにいるスタッフにも感謝を忘れ、気持ちを大切にしていませんでした。
「素直」と「謙虚」が、私の生き方のテーマになりました。「ありがとう」「ごめんなさい」「お願いします」これまで欠いてきた心を、たくさん言葉にしていきました。すると、不思議です。夫や周りから温かい言葉が返ってきて、今までにない優しいやりとりができるようになったのです。
「心」が通い合っていく奇跡
状況も、見る見る変わりました。病気の原因が分かり、効果的な治療が受けられるようになったのです。おかげで、徐々に状態が回復し、退院がかないました。
それだけではありません。40年疎遠になっていた長男が、人づてに私の病状を聞き、見舞ってくれたのです。夫婦の心がつながり、親子の心も通い合っていく…。大奇跡を味わいました。
まだ十分に動けませんが、夫が食事の準備や掃除など、少しも嫌な顔をせずに尽くしてくれます。「早く良くなって、神の館に御礼参拝に行こう。僕も信者になるから」とも言ってくれました。
大切なことを取り戻す毎日
信者籍を置いて2カ月。以前は、動き回っていないと生きている思いがしなかった私が、家にいて、庭に出るだけで「仕合せ」と感じるほど、心が満たされています。
今まで見失っていた、人として大切なことを、一つ一つ取り戻している気がします。この神は、本当に素晴らしいです。心も、人生も変わった今、感謝でいっぱいです。
※神と共に歩む人生の価値がつかめます。身近な方にも、ぜひご案内ください。