子供たちは独立。車関連のお店を経営している夫と二人暮らしの毎日は平和そのもので、けんかはほとんどありません。ただ、このところ「私には感謝が足りないな」と感じていました。ある時、夫も同じようなことを思っていると知ったのです。
心の課題に向き合おうと
神の教えで学ぶ「感謝」は、「広く、大きな心」。それを意識して過ごす中、ふと、「仕事で弱っている…?」と、夫の心が見えた気がしました。もともと無口な夫は、気持ちが落ち込むと、ひと言も話さなくなり、不穏な空気が全身から出てきます。今こそ愛の心で支えたい…。でも、まだ私に「何かが足りない気がする」。教えでさらに心を深く見詰めていく中で、気付いたことがありました。
私から見れば、「夫は話してくれない」。夫から見れば、「妻に話そうと思わない」。自分ではそんなつもりはなくても、つい正論を言って、プレッシャーを与えていたかもしれません。それに、私自身も「どうせ○○だから」と決め付けて、秘密にしているわけではないけれど、夫に話さないこともありました。お互いへの「信頼」が足りなかったのです。
「話しやすい妻」を目指して
いつもくたくたになって帰ってくる夫。その心を考えずに、自分の話を詰め込もうとしていた私。夫の話を聞くときも、「分かる、分かる」と耳だけで、心はちゃんと相手に向いていなかったと思います。そこを直せるように、祈願を重ねていきました。
「きょうは仕事どうだった?」と聞くと、いつもの返事は「別に」「普通」。時には「話したくない」だったのが、今はいろいろなことを話してくれます。明るい顔で帰ってくる日が多くなり、疲れていても必ず切り替えていて、すごいな…と尊敬の思いが込み上げてくるのです。
あっという間に変わった我が家
気が付くと、我が家は大きく変化しています。かつての夫は全く家事をしない人で、私の難病にもほぼ無関心。「病気のことは聞いても分からない」と言われた時は、どれほど寂しかったか…。そんな夫が今、治療の話を自分から聞いて、毎日家事を手伝ってくれるのです。私の心もどんどん温かくなって、体調もとても安定しています。
実は、我が家を、そして自分の人生をこんなに変えてくれたのが、教会の「神示カレンダー」です。感謝、思いやり、信頼…。めくるたび、今の私にピッタリの修正点が見つかり、鳥肌が立つほどです。けんかをしない私たち…だからこそ、足りないことが見つけにくかったと思います。気付かないまま夫婦の心が擦れ違ってしまう前に、修正できました。毎月、神示と直使のお言葉を身近にできるカレンダーは、我が家の大切な宝物です。
自ら「教え」に気付きを得て 心を正す努力をする
自然と 言葉や態度に 明るく優しい薫りが漂う
その時 「心」は「運命」に重なり 信頼し 支え合う気持ちが 家庭に芽吹く
人間は 「運命」の力で 重なり 補い合う環境に 心明るく 強く「生きる」人と成る
真実「健康」を手にした人の心(姿)が ここにある
自ら「教え」に気付きを得て
心を正す努力をする
自然と 言葉や態度に
明るく優しい薫りが漂う
その時 「心」は「運命」に重なり
信頼し 支え合う気持ちが
家庭に芽吹く
人間は 「運命」の力で
重なり 補い合う環境に
心明るく 強く「生きる」人と成る
真実「健康」を手にした
人の心(姿)が ここにある
『真実の光・神示 令和4年版』145ページ