No. 290

言葉のキャッチボールに
夫婦の仕合せな姿が
(神奈川県MS/70代女性/主婦)

私が住んでいるのは、山々が見渡せる自然豊かな所です。四季折々の眺望は絶景! 我が家で採れる野菜は絶品です。家族には旬の物をおいしく食べて、健康でいてほしいと、料理を作る心も弾みます。こうして穏やかな日々が送れることも、自分の心の持ちよう一つと感じる毎日です。

正しい会話に気付きが生まれて

そう思えるようになったのも、神の教えのおかげ。少しずつ和のある家庭を築けているからです。

以前の私は、「夫婦の会話が大切」と学ぶと、たくさん話すことが大事と思い込み、ラジオのように一方的に話していました。

ある時、夫から「お母さんは、気が強いからな」と言われ、「は?」と思いました。でも、振り返ってみると、そのとおりでした。他人には優しくしても、身内には自分の考えを押し付けて譲らないところがある…と見えてきたのです。夫の心遣いにも、気付いていませんでした。

今は、夫の気持ちを聞くことができるようになりました。「お父さん、どう思う?」「○○だと思うよ、お母さん」「いいねえ」ささいなやりとりでも、相手を思い合って言葉を交わせるので、二人の時間がとても心地よいです。夫婦でスーパーに行くだけの近所ドライブも、まるでデートのように楽しくて仕方ありません。

心一つで穏やかな日々が

学んだ教えを生活に生かすと、「そうか、神は、このことに気付かせてくださったんだ!」と、いろいろなものが見えてきます。心や目線を変えるだけで、いつもの日常が当たり前ではなくなって、こんなに豊かで仕合せなものになるのだと、あらためて感じています。今まで、神の教えを自分に返さず、こうあるべきと、家族に対して求める心になっていたのだと思いました。

世界がコロナ禍で殺伐としている中、ゆったりとした思いで過ごせることが、ありがたいです。毎日に感謝しながら、夫と共に教えを学んで、実践していきたいと思っています。