No. 1182

暗いトンネルに光が差して
家族の支えで明るい未来へ
(茨城県SO/30代男性/公務員)

夢は「教師」になること。その夢のために大学を受験したものの、当日思うような結果を残せず、志望した大学に入れませんでした。心のバランスをうまく保つことができなくなり、1年間、入院生活を送ることになったのです。 

家族の持つ力の大きさを実感

病室でたくさんの薬を服用する日々。母は私のことを心配し、教務相談へ。「子供のことは、夫婦で関わることが大切」と言われ、父と2人で神の教えを学ぶようになりました。 

お見舞いに来てくれた時の、「つらいけれど頑張って」のひと言に、どれほど心が救われたことか…。両親が神の教えを実践するほど、私の病気は回復し、退院がかないました。 

自宅に戻った私を、両親も祖父母も「よく頑張ったね!」と喜んで迎えてくれました。母は、私の話をよく聞いて、助言をくれます。父には中学くらいから反発してきましたが、会話が増えていきました。病になってつらかったけれど、そのおかげで、「家族の存在はこんなにも大事だったんだ」と初めて気付けたのです。 

学びを深めて心に幅が

しかし、就職して再び大きな壁にぶつかりました。なかなかお役に立てないもどかしさと、人間関係の難しさ。そこに祖父が他界したことも重なり、心が一気に落ち込んだのです。半年休職することになったものの、この時は、両親が私の思いをしっかり聞き、支えてくれたので、以前よりもずっと心は楽でした。 

職場復帰を果たし、神の教えをもっと深く学びたいと光友会に参加。自分より年下の人たちが積極的に発言していて、刺激を受けました。みんなで話し合う中で、「こんな考えもあるんだ」と心の幅も広がっていったのです。すると、家庭で思うようにいかないときにも、「母の視点は? 父や祖母は?」と、相手の立場に立って考えることができるようになりました。 

心が安定し、膨らむ夢

今では、自然と職場でも、相手の心に気持ちが向きます。周りが心配するくらい、上司から強い口調で言われても、「忙しいから、きつい言い方になっちゃってるんだな」などと、ゆとりを持って受け止めていけるのです。以前なら、翌日までへこんでいたはずです。心が揺れたら神示を読み、祈願。そうしていくうちに、驚くほど平常心を保てる自分になっていきました。 

薬も、この一年飲んでいません。入院していた病院では、「こんなに良くなるとは思っていなかったよ」とびっくりされました。しかも、少し前に異動した先は、何と教育関連の部署です。このような形で、夢だった教育に関わっていけるなんて。どこまでも深い神の愛を感じています。これからも、自分らしい人生を歩んでいけるように、家族と思いを語り合い、神の教えを心の支えにしていきます。

神の教えで生きられるように 祈願する
 自然と心明るくなって 体の動きも軽やかになる
 神の教えで生きるなら 相手の心が見えると申す
 見えるところに 出会いが生きる
 生きて 心と体の調和が取れると悟られよ

神の教えで生きられるように 祈願する
 自然と心明るくなって
       体の動きも軽やかになる
 神の教えで生きるなら
       相手の心が見えると申す
 見えるところに 出会いが生きる
 生きて
   心と体の調和が取れると悟られよ

『真実の光・神示 平成19年版』47ページ(中略あり)