No. 1179

定年後の夫との重い生活
心を見詰めてガラッと好転
(茨城県KS/70代女性/主婦)

夫とは、何でも話せる仲の良い夫婦。しかし、定年退職で夫が家にいるようになってから、ギスギスしてきました。 

専業主婦の私は、毎日のように、趣味に、地域のボランティアに参加。それが自分の生活リズムそのものでした。ところが夫は、一つ一つ、その日の予定を聞いてきます。まるで、「また出掛けるのか!?」と責め立てられているようで、息苦しさは募るばかり。加えて負担となったのが、夫が始めた家庭菜園で採れる野菜。二人で食べられる量をはるかに超えて、あれもこれも「早く食べないと!」。毎日が重く感じられ、夜も眠れなくなり、目まいまで…。体調も悪くなってしまいました。 

初めて知ったこの世の仕組み

体調不良で、楽しみの趣味もやめざるを得なくなった私。「『この世は極楽』と、神は教えてくださるのに、全然極楽じゃない! どうして?」と思っていた時、衝撃的なご神示に出会ったのです。 

人の世の中 心で回る」。夫との重い毎日も心が原因? じゃあ、私の「心」って?と、初めて「自分の心」を見詰めました。夫が作る野菜に、感謝の一つも湧き出てこない。私が自由に飛び回れていたのも、夫が働いてくれていたから。なのに、自分だけの力でやっているような偉そうな態度。「それは、違うよね」と、自身が見えたこの気付きから、状況がガラガラガラガラ好転していったのです。 

現状を受け止めるゆとりが

いちいち聞いてくるのは、きちょうめんで計画を立てていく性格からで、責められているわけではないんだ…。心にゆとりが出てくると、夫の心が見えてきて、言動を受け止められるようになりました。

自然と話し方も、高飛車な感じから、「どう思う?」と相談して一緒にやっていくスタンスに。植える野菜や花のこと、地域の会合で話す内容など、一つ一つ話し合うと、一段一段らせん階段を上るように、うまく回っていく感じがしました。 

ある日、「お父さん、私たち良くなったよね」と伝えると、「お母さんが変わったからな」と言ってくれました。目まいの原因が分かり、治ったのもこの頃です。夜もぐっすり眠れて、ますます心も体もすっきりしました。 

夫と二人の「今」を味わって

70歳の時に受けた神魂の儀(長寿のお祝い)で、夫から、「一緒にいろんな冒険ができて、楽しい人生。二人でいることが仕合せだ」と、とてもうれしいお祝いの言葉をもらいました。自由に、好きなことをやらせてもらってきた私です。それを、「夫も一緒に楽しんでくれているんだ」と分かって、すごく救われました。 

二人でいられる時間はいつまでか分かりません。だから、ご飯を一緒に食べて、笑い合って、共に野菜を作ったり、花をめでたり…。そういう「今」をしっかりかみしめたい。お互いの「心」を大切に、感謝を忘れずにいたいと思うのです。

有限の命(人生)を 夫婦で支え 補い合う 「歩み」を貴ぶ二人であれ
 夫婦仲良く 互いの運命を重ねて歩む姿(人生)に
    家族の心は安定し 家族それぞれの運命は磨かれ 実体は高められてゆく
「運命」を重ねて「人生」を歩み抜く
 二人で歩む「人生」の先に 希望と「開運」が待っている

有限の命(人生)を
    夫婦で支え 補い合う
      「歩み」を貴ぶ二人であれ
 夫婦仲良く
  互いの運命を重ねて歩む
          姿(人生)に
   家族の心は安定し
    家族それぞれの運命は磨かれ
        実体は高められてゆく
「運命」を重ねて「人生」を歩み抜く
 二人で歩む「人生」の先に
     希望と「開運」が待っている

『真実の光・神示 令和2年版』86ページ(中略あり)