ことし、91歳の誕生日を迎えることができました。朝、目が覚めると「生きている! 生かされている!」と、明るく一日がスタートします。
毎日、教会図書を読んで、大切に感じたことをノートに写します。学べば学ぶほど神の教えの素晴らしさを感じ、「もっと前から学んでおきたかった」と思うほどです。
一人暮らしでも家族に支えられ
子供がおらず、一人暮らしの私は、教会の十教訓にある「肉親、身内、近所同士は、和合せよ、和合に努めよ」という教えを支えに、周りと縁を深めてきました。
この間、教会のメルマガや配信授業を学ぶために、「スマホを持ちたい」と思った時も、甥っ子が一緒にお店に行って選んでくれました。使い方が全く分からない私に、甥や姪、知人が教えてくれました。おかげで、一人でもスマホで学べるようになり、とてもうれしいです。
生きることにありがたさを感じ
時間があるときは、大好きな裁縫を生かし、ひと針、ひと針、手で縫って、人形やマスクを作っています。親戚や友人にプレゼントして、喜んでもらえることが何よりの生きがいです。
振り返ると、88歳まで、無我夢中で仕事をしてきた日々でした。大きな問題もなく現役で働けたこと、今、こうして穏やかな毎日を送れていることに、感謝でいっぱいです。
この年になって思うのは、「『生かされている』と感謝して歩む人生に、神は彩りを添えてくださる」ということです。出会いを大切に、身内や知人と心を通い合わせると、一つ一つの縁が本当に輝くのです。
年を取ることが、「恥ずかしい」という思いから、「ありがたい」と思える自分に変わりました。神を知らなければ味わえなかった奇跡です。これからも、神の教えを学び、一日一日をきれいな心で過ごしていきたいと思います。人生って楽しい!