No. 277

学んで気付いて見方が変化
家族の強い絆を育んで
(新潟県IS/40代女性/農業)

我が家は米作りを中心とする農家です。5月から本格的な農作業が始まりました。

心身の疲労が解けて

私の仕事は、夫がトラクターで耕した田んぼを、スコップで一枚ずつ仕上げていくことです。肉体的にきつい上に、ことしは田んぼが増えたため、作業量もさらに増えました。家に帰れば家事もあり、身も心もいっぱいいっぱいで、本当にしんどい毎日を送っていました。

こんな状態だからこそ学びが大切と思っても、睡魔に勝てず、つらい心を神に語ることもおざなりになっていたのです。そんな時、夫が「今夜、みんなで光栄祭の動画を視聴しよう!」と声を掛けてくれました。

家族で学ぶうちに、それまで疲れきっていた心と体が、不思議と元気になっていくように感じたのです。同時に、「もっと家族の絆を深めたい」「一緒に過ごす時間が増えた今が、最大のチャンス」と思いました。

湧き上がる感謝と反省

次の日、田んぼへ行くと、自分の心が大きく変化していることに気付きました。「これほど体力のいる仕事も、健康だからこそできる」と、感謝が湧き上がってきたのです。

この時期に、マスクもせずに新鮮な空気を思いっ切り吸えて、目の前には青い空と新緑の山々が広がっている…。これほど恵まれた環境で仕事ができるのは、何とぜいたくなことか。今まで見えていなかったものが、見えたような気がして、不満ばかり募らせていた自分を反省しました。

家族一丸を目指して歩む

ことしは雪が少なく、水不足のため、作物にも影響が出るかもしれません。でも、夫と会話をすると、「不安な中、夫も一生懸命頑張っているんだ」「つらい心を神の教えで立て直そうとしている」と感じます。家族で学べることがどれほどありがたいか。まさに今、家族が一丸となって、支え合っていかなくてはと思いました。

これからどんなに忙しくなっても、自分の心の動きにのまれないように、家族との縁を大切にして、神の教えに生きる努力をしていきたいと思います。

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