No. 251

日本に来て味わう仕合せ感
真心ギョーザでおもてなし
(岩手県RS/40代女性/飲食店経営)

私は、中国から日本に嫁ぎました。ところが、慣習の違いや夫婦間の擦れ違いを埋められずに離婚。二人の子供を抱え、異国の地でやっていけるか不安でいっぱいだった時、信者になりました。

家族を守るために優先すべきは

子供たちを一人前にしなくてはと必死だった私。しかし、神の教えを学ぶうちに、物質的な豊かさや形を満たすより、「心」の在り方がどれほど大切か、その重要性に気付いたのです。

一人残らずが、神から世に役立つ力を頂いていると学び、「せっかく日本に縁があり、今、ここにいるのだから、社会に貢献したい」と思うようにもなりました。

「心」でつながる喜び

私が営む料理店では、中国の郷土料理の一つ、ギョーザが人気メニューです。「お客さまに喜んでもらいたい!」と、一品一品真心を込めて作っています。

「ここのギョーザがどうしても食べたくて…」「いつも明るく迎えてもらって、心が温まる」と多くの方が来てくださり、やりがいを感じます。緊急事態宣言で自粛中も、「早くお店に行きたい」とのお声をたくさん頂き、本当に仕合せに思いました。

笑顔が絶えない仕合せ

社会人になったばかりの長男には、喜ぶ顔を思い浮かべながら、好物をたくさん入れたお弁当を作ります。職場の方には、「きょうも母ちゃんの真心弁当か!」と褒められるそうです。

高校生の長女が、友達を家に連れてきたときはギョーザでもてなします。みんなペロッと平らげてくれるのがうれしいです。

近所の方からは、「いつも笑い声が聞こえてきて、楽しそうね」と言われ、「神の教えのおかげ!」と心の中で叫んでいます。

教えで深まった感謝の思い

教えを学び重ねるほど、別れた夫にも感謝が深まりました。夫のおかげで子供たちを授かり、日本で真実の神と出会うこともできたからです。

形ではない、心で味わう仕合せを、身いっぱいに感じる毎日。ますます「心」の大切さをかみしめながら、過ごしていきます。