No. 1067

「的を射た努力」で
頑張りが実を結ぶ人生に
(京都府SK/50代男性/公務員)

世の中には、運の良い人と悪い人がいる。その違いは何だろう…と、漠然と考えていました。もう30年以上前のことです。

報われない努力があると知って

理由は幾つかあります。50代だった父が脳梗塞で倒れ、右半身不随になり、言語障害も残りました。いつも夜遅くまで働き、家では資格の勉強をするなど、実直で頑張り屋だった父が、働けない体になるなんて。この世には「報われない努力」もあると思いました。そして、私もまた、努力が報われない経験をしました。野球でプロ入りを目指す指導が受けられそうだったのに、周りの猛反対でその道が閉ざされたのです。

大学卒業後は、公務員の道へ。数年後に付き合い始めた妻が信者でした。初めて神の教えに触れた時、「どう努力すれば、後悔しない道を歩めるかが分かる」と感じたのをはっきり覚えています。すぐに信者になりました。

がむしゃらな努力ではなく、的を射た努力。それが神の教えでつかめました。例えば、任と立場をわきまえる努力。現在、課長職の私は、課の中では「責任者」ですが、部で言えば、部長を支える「補佐」。そうした任と立場を心に留めて関われば、仕事が何ともスムーズに回っていくのです。

本当に取るべき行動が見えると

ありがたいことに、今では他部署の部長からも頼っていただいています。昨年は、「移住プロジェクトに入って力を貸してくれ」と直々にオファーを頂きました。

都会から地方への移住が流行している昨今です。地域の活性化を思えば、どんどん移住を進めたい案件も、神の教えを軸に考えると、「希望者には、マイナスの実情も誠実に伝えよう」などと、本当に取るべき行動が見えてきます。不思議なことに、私の担当地区は、結果的に前年度の3倍の実績を上げることができ、難しい事案も無事に解決。同僚には「神懸かっている」と何度も言われました。しかし、自分の中では、特別何をした…ということはなく、したことといえば、神の教えを軸に生きる努力、それのみです。

周りからは、「声を掛けやすくなった」と言ってもらい、自身の変化を実感します。昨年、「明魂」誓願の儀を受けてからは、教えに生きる思いがさらに強まり、人生の流れが変わりました。人との縁が深まっているのです。昔、お世話になった上司をはじめ、過去のつながりが今も生きて、助けていただいていることを感じます。

父が倒れた年齢を過ぎた今…

結婚当初、私は妻に「父のように脳梗塞にならないために、どうすればいい?」と、よく聞いたものです。それから約30年たち、気が付くと、父が倒れた年齢を超えました。元気な体で働けて、人から頼られる喜びを頂く毎日。不思議でもあり、感謝しかありません。これからも、開運人生を歩むために、神の教えで「的を射た努力」を続けていく所存です。

――神が与えし我が「運命」 世(社会)に役立つ「力」を秘めている――
 我が「運命」磨く極意は一つ 「道」の真理に生きる
仕事――出会いを生かし 相手の思いに沿って事をなす
 自然と 世の流れに乗って生きられる
 互いの「運命」重なり合うほど 努力も実り 成果も上がるのである

――神が与えし我が「運命」
   世(社会)に役立つ「力」を
           秘めている――
 我が「運命」磨く極意は一つ
        「道」の真理に生きる
仕事――
  出会いを生かし
     相手の思いに沿って事をなす
 自然と 世の流れに乗って生きられる
 互いの「運命」重なり合うほど
  努力も実り 成果も上がるのである

『真実の光・神示 平成21年版』51ページ(中略あり)