No. 1062

ほんの小さな取り組みで
「夫嫌い」の心が消えた!
(茨城県MO/60代女性/歯科助手)

結婚して48年になりますが、年々広がる夫との心の距離。結婚当初は「私はどんな性格の人にも合わせられる」と思っていたのに、夫の酒癖の悪さにうんざり。勉強会で学んで、祈願して、「夫に愛をかけよう」と意気込んで帰宅しても、顔を見るとやっぱり無理。近くに寄られると余計に無理…と思うようになりました。

夫に見透かされていた私の本心

仕事をしていない夫は、私がパートに出ていると代わりに家事をし、「きょうの晩ご飯は○○だよ」と欠かさずメールが届きます。私の返事は、「分かりました。ありがとうございます」と淡泊なもの。これでは、教えを学んでいる信者とは言えないと思い、せめてメールから…と、ハートマークを入れて送り続けました。愛の実践です。

ところが…です。夫に、「おまえはいっぱいハートマーク付けるけど、マークと態度が合ってない」と言われてしまいました。見えないはずの私の心。夫にズバッと言い当てられてしまったのです。神が教えてくださる「心」の大切さが染みました。本当は仲良くしたいのに、心を込めて夫に関われないのはどうして…。初めて、自分の心を深く見詰めたのです。

「何でも話す」からやってみる

私は、心の中で夫をバカにしていました。「私の方が神の教えを学んでる」「お父さんは読めない漢字も多いし、何でも私に聞くし」。だから、「話さなくていいや。どうせ意見も出てこないし」と自分で決めてきた、身勝手な妻だったことを心から反省したのです。

いきなり「大好き」と言うのは難しくても、夫婦なのだから、夫に相談。これならできました。「孫の誕生日プレゼントどうする?」といった小さなことでも、夫の考えを聞いてからやると、「うまくいった」「うまくいった」が続きます。自分の体調のことも伝えてみると、「休めよ」と気遣ってくれ、「そうだな」と素直に思え、心も体も楽になりました。まるで、神から「何でも夫婦で話すって大事でしょう」と教えていただいている気がしました。

目指すは本物の愛の実践

夫は、離れて暮らす息子のことを、「顔を見せに来やしねえ」と言っていました。それを息子に、「お父さんが『来やしねえ』だって」とそのまま伝えていた私です。今は、「お父さんが心配してたよ。顔出してあげて」と変換して伝えています。それは、夫の心が分かるから。夫に「おまえは仕事中、家族のことを思い出さないだろ? 俺は運転中でも思い出すんだ」と言われた時、本当に家族思いの温かい人…としみじみ思ったのです。

今年の元日、偉光会館のご神前で祈願しながら、ハッと驚きました。去年は、「夫を嫌う心を取りたい」と、そればかり祈願していたのに、「夫を大好きになりたいです」と祈願している自分がいたからです。

夫にメールを送るとき、思いに重ねてハートを付けたり、クローバーマークを使ってみたり。夫の反応も前とは全く違います。夫のことをもっと理解したい。夫が好きなものを、私も好きになりたい。目指すは、本物の愛の実践です!

「教え」を学び 「真理」に悟りを得て 心(人生)に生かせる人は皆
    相手の気持ちを受け止め 正しい関わりを深めてゆける
「教え」のある家庭に 夫婦の運命は重なり
    互いの実体を 「真理」に生きて高めることに 気持ちが向かう
 二人の会話も深まり 共鳴 共感し合う人生が始まってゆく

「教え」を学び 「真理」に悟りを得て
    心(人生)に生かせる人は皆
  相手の気持ちを受け止め
     正しい関わりを深めてゆける
「教え」のある家庭に
      夫婦の運命は重なり
  互いの実体を
   「真理」に生きて高めることに
           気持ちが向かう
 二人の会話も深まり
    共鳴 共感し合う人生が
            始まってゆく

『真実の光・神示 平成31年・令和元年版』19ページ(中略あり)