(愛知県AS/30代女性/療育施設勤務)
保育士になった私には、常に「子供たちのためにできることを…」という気持ちがありました。しかし現実は、子供を管理する色が濃かったり、利益重視だったり。思い描いていた幼児教育との違いに悩み、2回転職。加えて、私が園児に寄り添う姿を見た先輩が、「子供とじっくり向き合う療育の方が向いているかも」と助言してくれたのを機に、再び転職したのです。
新たな職場でも転職したい心に
新しい勤務場所では、発達に遅れのある子や、自閉症、知的障害児などを預かっています。慣れないながらも、一人一人に合わせて考え、共に笑い合う日々。苦労したのは、数カ所の施設を掛け持ちしていたこと。事業の拡大に伴い、それぞれが忙しさに追われ、あっぷあっぷ。職員同士の気持ちもバラバラ。いつしか、子供たちを大切にする雰囲気が薄れていたようです。気軽に相談できず、手の掛かる子供を一人で対応しなければならない場面もありました。
再び頭をかすめた「転職」の二文字。ちょうどその頃、仕事の悩みが尽きない私を、母が偉光会館へ誘ってくれました。
「子供たちのために」の一心で
子供の時から、何度も足を運んでいた神の館。久しぶりに勉強会に出席すると、気付くこと、大事にしたいことが見えてきたのです。与えられた任を、しっかり果たそう。いくら環境を変えても、自分が変わらなければ、転職を繰り返すだけ。一番大切なのは、目の前にいる子供たち。みんなのためにも、ここで、もう少し頑張ってみよう。お世話になった職場で、もっと役に立たせていただきたいと思えたのは、神示を通して、人としてのあるべき姿を学んだおかげと思います。
どの子にも、楽しく過ごしてほしい。健やかな成長のために、できることは…。そんな気持ちで関わっていきました。子供がパニックを起こすなど、あまり経験のない場面にも遭遇します。それでも、その子の個性を踏まえ、お気に入りの縫いぐるみを渡したり、優しく声を掛けたり。精いっぱい向き合ううちに、みんなが駆け寄ってきてくれるようになりました。親御さんにも喜ばれ、やりがいを味わっていたのです。
ガラリと変わった職場の雰囲気
そんな時、事業所でトラブルが発生。子供たちのいざこざに、うまく対応できなかったのです。私自身は、その場にいなかったものの、「もし、みんなで手助けし合えていれば…」「もっとお互いに意見交換できる環境を…」という気持ちが湧き上がりました。そのことを思い切って上司に伝えると、前向きに動いてくれて、職場の雰囲気も少しずつ変わっていったのです。
ゆとりを欠いて、「やっておいてよ!」となりがちだった職場。最近は、「これ、お願いできる?」「あれをやってもらったから、今度は私がやるね」などと、お互いを思い合うやりとりが増えました。「こういうときの、もっと良い対応は…」などと、気軽に相談し合えるようにもなっています。「あなたに辞めてもらっては困る」「先生、今度はいつ来るの?」。上司にも、子供たちにも、求めてもらえる喜び。「もっと自分の任を果たしたい」。頑張る気持ちがあふれています。
仕事は
「奉仕心」身に付けし者には
生きがいとなる
縁ある人のために
我の力と存在を奉仕する
自然と多くの人が集まり
愛心が育ち 環境が潤ってゆく
「真理」つかんで
生きがいあふれる仕事を
手にしてほしい
(平成17年5月1日)

