No. 1805

孤独の人生から救われ
心温まる家庭を手に

(山形県YH/50代女性/医療事務) 

もし、この神に出会えていなければ、今も孤独に苦しむ人生を送っていたはず…。それが大きく変わり、家族と穏やかに過ごせていることが奇跡です。 

義妹の入院がきっかけに

きっかけは、今年、夫の妹が心を病んで入院したことでした。独り身の義妹とは、年齢も近く、日頃から仲良くしていました。私が医療関係で働いていることもあり、「諸手続きは自分が…」。当然のように動き出そうとした、その時でした。夫と共に入った教務相談で、「夫婦でよく話し合って進める」という言葉にハッとしたのです。私は、また会話をしないで進めようとしていた…と、気付きました。 

何でも一人で動いていた過去

振り返ってみると、自営業をしていた両親は、朝から晩まで働きづめ。私は、会話が少ない家で育ちました。結婚してからは、短気な夫に遮られ、口をつぐむように。それなら、初めから話さなくていいや…と、心を閉ざすようになったのです。家事も、子供の送迎や学校行事も、どうせ言っても…と全て一人で動く日々。一方で、「共働きなのに、どうして私ばかり」と、心の中には不満をため込んでいました。 

そんな時、私の心を変えた決定的な教えに出会いました。夫婦の心は、合わせ鏡のようなもの。自分が変わると、相手も変わります」。相手を責める心でいては、夫がイライラするのも無理はない。私が夫の短気を引き出すような言動をしていたのでは…。初めて、夫の立場になって考えられたのです。 

心を開いて本音を…

「よく話し合う」ためにも、まずは自分が心を開こう。そうしなければ、気持ちが伝わるはずがない。否定される怖さにのまれないように、責める心が出ないように、祈願しながら思いを伝えました。「病気を治すのは医師だけど、心を元気にするのは家族。“二人で”支えてあげたい」と。「分かった」と、深くうなずく夫。本音の会話ができた!と思えた瞬間でした。しかも夫は、主治医や行政との連携など、いつもなら私がしていたことを、全部引き受けてくれたのです。夫も、神の教えを基に、生き方を変えようと努力していることが、痛いほど伝わってきました。 

悔いのない人生へ歩み進めて

夫婦で心を一つに関わっていく中で、義妹は退院。症状も良くなってきています。「不安なとき、二人が同じように励ましてくれたから安心した」との言葉も。夫と一緒の方向を向けているのが、何よりもうれしかったです。 

家族に大きな波が押し寄せた時、「何が大切か」、関わる全員が共通の認識を持てるありがたさ。家族みんなが神の教えを学んでいるからこそ、心を重ね、後悔しない選択ができると感じています。 

今は、夫婦で何でも相談できるようになりました。時に夫の短気が出ても、「カッとしないで…。こういう考え方もあるんじゃない?」などと、穏やかに自分の思いを伝えられます。夫も話を聞いて、一緒に考えてくれるのです。食事のときには、一人暮らしをしている息子のことや、お互いの仕事の話など、次から次へと会話が弾みます。気付いたら、笑顔が絶えない家庭になっていました。孤独の色が薄まり、家族の愛が育まれる家庭を手にできたことに感謝でいっぱいです。この何とも言えない心温まる触れ合いを、我が子にもつないでいきます。 

「教え」を学び
    「人生」の支えにできるほど
 信者(みな)の人生(こころ)は
              安定し
         「運命」に守られる
神が今 信者に示す神示「真理」を
  家族で学び
   日々の触れ合いに生かしてごらん
 心に夢が芽吹き
       家族の心は重なってゆく

令和7年5月17日 山形偉光会館開所記念信者勉強会