(大阪府MO/70代女性/主婦)
昨夏、襲われた歯痛。治療したのに、いつまでも痛みが引きません。医師からは「症状が残る例もある」「これ以上は治療できない」と言われ、不安が膨らむばかり。だんだん眠れなくなり、心療内科に通い始めたのです。安定剤を飲むと痛みが治まるものの、不安は拭えず、とうとううつ状態に。食欲もなく、あっという間に体重が10キロも落ちてしまいました。
何でも思いどおりにしてきた私
夫は、「眠れた?」「あまり考え過ぎないで、気楽に過ごそうよ」などと、常に私を気に掛けてくれました。私が、「それができないから苦しいの!」と感情をぶつけてしまっても、ずっと寄り添い続けてくれたのです。そのおかげだったのでしょう。ふと「減った体重分、心のあかも落としたい」という前向きな気持ちが湧いてきました。そこから、少しずつ自分を見詰めていったのです。
思ったのは、夫がいなければ、今でもふさぎ込んだままだったに違いない…ということ。それなのに、感謝の薄い私でした。病気になる前から、思いどおりでないと、感情的になりがちでした。完璧主義のため、夫が家事を手伝ってくれても、「汚れが残ってる!」「ここも片付けてよ!」などと平気で指摘。夫は昨年、背骨を骨折し、体が万全でない中で一生懸命してくれていたのに…。私を思う夫の心が見えたら、その優しさがありがたくて、家事の出来栄えなど気にならなくなりました。「本当に助かった」と心からの感謝を伝えると、夫もうれしそう。時に汚れを見つけても、文句を言うより、気付いた私が洗えばいいだけ。そう思い、心も体も軽やかに動ける自分になれました。
感じ方を変える努力を
以前は、とにかく自分の思いを押し通していました。夫婦で出掛けるにしても、「この日に行くから」の一声でスケジュールが決定。夫は何も言えなかったと思います。それが、「この日に行きたいけれど、どうしようかな」「どう思う?」と一つ一つ相談。気負いなく何でも話すようになったら、一人で決めていた頃より、物事がうまくいくのです。大切なのは、自分の思いどおりにすることでなく、家族と心地よく暮らすこと。そのように、気持ちを切り替えられました。最近は、お互いに相手を思い、気持ちが重なっているのを実感。感じ方の癖は出やすく、取り去るのは簡単ではありませんが、神の応援を頂き、「少しは変われた!」と喜びをかみしめる毎日です。
心の通い合う夫婦を目指して
いつの間にか、病気もすっかり落ち着いて、薬を飲まなくても眠れます。歯痛も治まりました。穏やかに過ごせる日々は、決して当たり前ではない。病気は大変でしたが、いろいろなことに気付けて感謝が膨らみ、宝の体験と感じる自分がいます。今後も、「人生は一日一日が真剣勝負」という気持ちで、ますます心の通い合う夫婦を目指します。



「教え」に気付きを得て
「真理」に生きる家庭を築く
努力をする
自然と
家族の気持ちは一つに重なり
互いに思いを語る会話が増える
運命に重なる心の動きが取れて
病気 事故・災難が消えてゆく
人・物との出会いを
感謝心で受け止め
互いの運命が調和してゆく
そこに
「生きる」自信と勇気が芽生え
「運命」に重なる心が
体(肉体)を健康にする
『真実の光・神示 令和4年版』71ページ(中略あり)


