(宮崎県MM/20代女性)
「自己犠牲」そんな感覚を持っている自分に、あらためて気付きました。きっかけは、偉光郷で行われた「“家族の心をつなぐ”スペシャルプラン」。離れて暮らす家族を誘い、期待いっぱいに到着したその夜から、具合が悪くなってしまったのです。
ありがたいことに心は元気。「2日前に食べた物に当たったかな?」と見当がつき、体調に対する不安もありません。部屋で横になりながらも、家族と夜景を見ながら話が弾み、楽しい時間を過ごせました。でも、動けないのです。翌日の行事中も部屋で休ませてもらい、やっとの思いで帰宅しました。
周りに頼れない性格を再認識
「何で、あのタイミングで体調を崩したんだろう」。数日後、母と電話中に、その話になりました。「あなたは周りに頼るのがとても苦手。頼らざるを得ない状況になったから、家族に甘えられたんだね。偉光郷で、心をつないでもらったね」。母の言葉に、確かにそうだと思いました。
学生時代から一人暮らしをしている私は、毎日欠かさず家に電話。神の教えにあるとおり、家族には、素直、正直に、何でも話してきました。でも、「これを言ったら心配を掛ける」と思うことは、無意識のうちに口をつぐんでいたのです。例えば、インフルエンザにかかったら、うつすといけないから話します。でも、「頭が痛い」「気持ちが悪い」など、自分が我慢すれば済むことは黙っている…。とにかく、人に迷惑も、心配も掛けたくないのです。
家族に「思い」を語ったら…
そんな私が、偉光郷であんな事態に…。いつもなら、「家族の時間を台無しにした」という罪悪感でいっぱいになったはずです。それが、「こんなに心配してくれる家族がいる」「一緒にいると安心」という気持ちで満たされたのを思い出しました。
以来、少しずつ、家族に「自分の思い」を語ることが増えています。仕事のことも、「ちょっと自信をなくしちゃって…」と正直に。すると、「気持ちを話してくれてうれしい」と言いながら、励まし、応援してくれるのです。ただそれだけで想像以上に心が軽くなり、家族に話して分かってもらえる安心感を味わっています。
おかげで職場でも、「任されたものは自力でやらなきゃ」という気負いが取れて、先輩に相談できるようになりました。一人で抱え込んで空回りしていた以前の私から大きく前進でき、毎日がぐっと楽しいです。
愛を返せる生き方を目指して
「もっと頼って。家族なんだから」。偉光郷で何回も言われた言葉です。心配を掛けたくないから、「言わない」「頑張る」「我慢する」。周りを思ったつもりの言動で、かえって心配を掛けることがあると知りました。今は、「支えてもらっていいんだ」「頼っていいんだ」「その分、愛を返していこう!」と思っています。
「教え」を学び
家(家庭)の姿(真実)を知って
「真理」で家族に触れる
努力をする
自然と家族との関わりが深まり
家族を思う気持ちが強くなる
この思いの強さが
真実の愛(愛心)を育み
奉仕に生きる人を育てる
『真実の光・神示 令和4年版』112ページ