(石川県YH/60代女性/保育補助)
10年前から、保育園で、保育補助のパートとして働いています。悩みは人間関係。それも、異動のたびに必ず…です。
問題の本当の原因は…
「何で私だけ」と常々思っていました。高圧的な人は特に苦手で、仕事を押し付けられたりすると、いじめに遭っている感覚すら覚えました。「どうして、そんなこと言うの?」「こんな人だなんて」。だから、表面的にはうまく付き合いながら、「もういいわ」「あまり話さないでおこう」と心を背ける。その繰り返しに、「これが私の人生」と半ば諦めモードでした。
でも、本当は分かっていました。人との関係に悩むのは、「自分の感じ方」に原因がある…。ようやく本気で自分と向き合ったら、心の癖が見えてきました。人の言葉にのまれやすい。自分を正当化してしまう。気も強いし、頑固だし。そんなありのままの自分を受け入れたら、不思議と心が軽くなり、「神の教えを素直に学ぼう。素直に生かそう」と気持ちが変わっていきました。
見方が変わって関係が滑らかに
心掛けたのは、相手の良いところを見ること。以前の私は、うわさ話を真に受けたり、つい相手の言動にのまれたり。そこで生まれる先入観に惑わされてきたのです。それが、「この人の良いところは…」と意識しただけで、「何だ。うわさと全然違うじゃない」となるのです。
何か言われても、「親切で教えてくれた」と受け止められて、「分かりました」と気持ちよく返せます。後になって相手から、「さっきは、きつい言い方をしてごめん。こうした方がいいと思って」などと声を掛けてもらえることも。あの人、笑顔がいいな。子供たちのために一生懸命だな。「すごいな」と思うことが増えるほど、人とのやりとりがどんどんスムーズになっていきました。
うれしかったのは、同僚に「あなたでも人とトラブることがあるの?」と驚かれたこと。それが、うわべだけ取り繕った姿ではないから、喜びもひとしおでした。
誰とでも仲良くできる仕合せ
「悪いのはあの人だから」といくら言い訳しても、何も変わらず、自分を守ることもできず…。人間関係で悩みが絶えなかった私の人生。神の教えを生かそうとしただけで、人の好き嫌いが本当になくなりました。おかげで、全く波風が立ちません。誰とも楽しく付き合える、平和な毎日。今の私なら、どこに行っても、誰と一緒に仕事をしても、絶対に大丈夫です!
「教え」を学び
我が「心」に生かす努力をする
自然と相手を受け止め
正しく関わる心が
引き出されてゆく
互いの「運命」はますます重なり
「生きる」喜びが味わえる
『真実の光・神示 平成31年・令和元年版』79ページ