半年ほど前、仕事で昇進が決まりました。私の職場は、未就園児から高校生までを教える幼児学習教室。そこで、「教務主任補佐」という、主任をサポートする立場を頂いたのです。
とてもうれしくて、精いっぱい頑張る気持ちでいっぱい。家族も一緒に喜んでくれていました。ところが…。すぐに人間関係で悩みが生まれてしまいました。
私自身の中にあった改善点
ある年上の男性スタッフは、感情の起伏が激しく、生徒が問題を解けないと怒鳴ったり、傷つく言葉を言ったり…。主任と話し合いをしたものの、どう関わっていけばいいのか分かりませんでした。
家に帰って母に話す中で、「『友輝会』や『光友会』で、お互いの『良さ』を重ね合わせるのが仕事…と学んだな」と思い出しました。そのスタッフは、いつも会議で率先して発言する人。そういう良さもあるのに、私は「みんなが避けているから」という理由で、あまり話したこともなかったのです。
「周りの雰囲気に心がのまれている」。これは、他の誰でもなく、私自身の問題だと見えてきました。まずは挨拶や声掛けから…と努力し始めた頃、主任と話し合って、私がそのスタッフと、生徒への関わり方について話をすることになりました。
やりがいも成果も上がる関わり
「注意する」という感覚はありませんでした。「全員で力を出し合ってこそ、仕事も良い成果を生む。だから、このご縁を大切にできるように…」。そんな気持ちになれたのは、教会図書を読んでいたからです。
祈願しながら、「主任や他の先生が心配していますよ」と伝えると、意外にも驚いた表情。みんなの気持ちが分かったことで、「頑張らなきゃ」とガッツが湧いてきたらしく、そこから生徒への関わりも改善されたのです。その前向きさに、また一つ、良いところを見つけられた気がしました。
今では「テストの出題範囲、調べてきたよ」などと、いろいろ教えてくださり、頼りになる先生です。そうやってスタッフ同士で対策を練って担当した授業で、生徒から「点数が上がった」「先生のおかげ」「志望校に合格できた」と言われると、本当にうれしくて…。神の教えのとおり、力を重ね合うことで、仕事のやりがいも、役立つ喜びも倍増するのだなと感じます。
「明るく、笑顔」をモットーに
気が付くと、いつも考えているのは生徒のこと。勉強が「分からない」「できない」のはつらいから、「分かった!」「できた!」という楽しさと喜びをたくさん味わってもらえるように。明るく、笑顔で、生徒一人一人に寄り添いながら、大好きなこの仕事に取り組んでいきます。
神示を読み込み
心に留まった「真理」を
祈願で「人生」に生かす
この毎日に
自然と人々と正しく関わる
奉仕(こころ)が身に付いてゆく
この時 人の心に
真実の愛が芽吹き始める
真実の愛は
互いの信頼を深め
期待に応える気持ちを育む
人々との出会いを
ますます広げ 深めて
仕事の成果を上げて行く
『真実の光・神示 令和5年版』109ページ(中略あり)