心臓病の大手術で命を救われて20数年。頂いた命を、家族や周りに役立たせたいという思いで生きてきました。その私も80代。体力の衰えは否めず、最近は、持病や足の痛みのため、数カ所の病院に通っています。
医師なら分かって当たり前と…
私なりに神の教えを生かし、かわいい患者を目指してきたつもりです。しかし、検査結果が好転せず、痛みが取れないと、焦りも出ます。先生も事務的にしか対応してくれず、一人で悶々としていました。
そんな時、『心の旅路98』の「病と健康の仕組み」を読んで、ハッとしました。心のどこかに「医師だから分かって当たり前」という思いがあり、言葉足らずだったと気付いたのです。長年お世話になった医師に、感謝も伝えきれていませんでした。
心からの感謝で180度変化
「○○先生、十数年間本当にありがとうございます」一人一人に心を込めて伝えると、驚いたことに、全ての医師の対応が180度変わりました。
一つ一つ丁寧に説明してくださるようになり、その姿から、力を尽くしてくださっている誠意が伝わってきました。おかげで、安心して治療を受けることができています。
学び+実践の大切さを痛感
今回のことで、私自身が心から医師を信頼していくところに、相手もその思いに応えてくださることを実感しました。そして、神の教えは、学ぶだけでなく、教えに沿った生き方ができているかどうか、実践が大切と分かりました。
今後の人生も、教えを基に自分を見詰め、持病とうまく付き合いながら、ウキウキした心で過ごしていきたいと思います。