No. 186

家族から孤立していた私が
今かみしめる仕合せ
(愛媛県SH/80代女性/主婦)

40年前、苦難のどん底で、命を断つことも考えていた時に、この教会を知りました。今、私が味わっている仕合せは、神の教えを学び、自分を見詰め、実践に努めてきたおかげと思います。

というのも、以前の私は、息子や娘たちの仕合せを願っていながら、神の教えにあるような温かい接し方ができず、子供たちから反発されていたからです。みんなから孤立して初めて、自分の生き方を見詰め直しました。

相手の心を感じ取れる自分へと

気付いたのは、物事を深く考えず、相手の気持ちを感じ取る配慮に欠けていた自分の姿でした。自分が善かれと思っても相手が喜ばないこともあると気付いて以来、「何をしてあげたら喜ばれるだろうか」と考えてから行動するようになりました。

相手を包み込むような気持ちで話を聞いたり、明るくなれる言葉を掛けたり。もし、神の教えを学んでいなかったら、責めたり、言い過ぎたりして、もめていたと思います。それが、相手の顔を見ながら、「これ以上言っては駄目だな」と気付いてセーブできるのです。

一人暮らしでも深まる家族の絆

子供たちも、一人暮らしの私を気に掛け、「元気?」「ご飯を食べにおいで」などと連絡をくれます。

ある時、息子に、「嫁さんがよくしてくれてうれしい」と言うと、「お母さんがよくしてくれるからと、妻が言っていたよ」と返事がありました。「お母さん、いつもありがとう」などと言ってもらい、心のつながりが深まっているのを感じます。

仕合せをかみしめる毎日に、感謝でいっぱいです。