義父と仲が悪くなり、実家に出入りしない夫。「お義父さんも高齢だし、仲良くしないと後悔するよ」と伝えても、「悔いなんか残らない」と言い放つのです。
7歳年下の夫は、自由奔放で、仕事から帰っても家のことはしてくれません。多趣味で、休日は外出ばかり。子供がいない私たちの間に会話は少なく、「この人と結婚して、本当に良かったんだろうか」と何度も思いました。
私はただ学んでいただけだった
「喜びの声」には、神の教えで夫婦の心が通い合った体験談がたくさん。私だって努力している。それなのに変わらないのは、「夫が特別だから」と思っていました。
私は、ラジオ体操に行ってハンコをもらうような感覚で勉強会に出席し、「教えを実践できている」と勘違い。でも、神の教えと「普段の行動」を照らし合わせた時、真逆な自分がいたのです。
夫は以前、私の何げないひと言に、「わしを責めとるように聞こえる!」と怒りました。「言葉に感じるもんがある」と。確かにそうです。日頃思っている心が、言葉に乗って夫に届いていたのです。仕合せになりたくて、教えを学んできましたが、夫の仕合せは願っていない…。それだけ家族との縁が薄く、温かい心が足りませんでした。何も変わらない理由は、そこだった。「夫が特別だから」ではなかったのです。
2人の時間が増えると…
「妻という立場を大切にしたい」と思えた時、「もっと一緒にいたい」「もっと話がしたい」と、祈願が変わりました。そして、「居心地が良い家」を目指しました。笑顔で話し掛ける、感謝の気持ちを言葉にする…。自分なりに意識する中で、夫婦の会話が少しずつ増えていきました。
そのタイミングで、夫が仕事で独立。私も手伝うようになり、一緒の時間が増えました。夫は、お客さまの難しい要望も、絶対に「無理」とは言わず、何とか応えようとします。仕事が大好きで、精いっぱい尽くす姿は、昔も今も同じ…。尊敬する気持ちが持てました。お客さまにも「ここまでしてくれる人はいない」と喜ばれ、夫の良さがたくさん見えてきます。
親子の関係も改善されて…
私と夫の関係が良くなると、不思議と、夫と義父の仲も良くなりました。実家に顔を見せるのも嫌がっていたのに、「大変だろうから」と草取りに行き、私と3人で食事まで楽しんでいます。義父も本当にうれしそうで、私も仕合せな気持ちになれるのです。「自分が変わると、相手も変わる」と声も大に伝えたい! 「この人と結婚して良かった」と、心から思います。
「心(運命実体)」で生きる人間は 「和のある家庭」に生きるほど
「運命」の力はいや増して 「生きがい」あふれる「人生」を手にできる
「真理」を学び 教えを我が家に生かすなら
自然と家族の思いが重なり合って 「心(魂)」安らぐ家と生(な)る
我が身(人生)の分 立場をよく悟り 家族に我が「思い」を語るべし
この思い(信念)が深まるほどに 家族の心(愛)が見えてきて
「生きがい」手にする人(人生)と成る
「心(運命実体)」で生きる人間は
「和のある家庭」に生きるほど
「運命」の力はいや増して
「生きがい」あふれる「人生」を
手にできる
「真理」を学び
教えを我が家に生かすなら
自然と家族の思いが重なり合って
「心(魂)」安らぐ
家と生(な)る
我が身(人生)の分 立場をよく悟り
家族に我が「思い」を語るべし
この思い(信念)が深まるほどに
家族の心(愛)が見えてきて
「生きがい」手にする
人(人生)と成る
『真実の光・神示 平成25年版』11ページ(中略あり)