終活について、いろいろ考える年になりました。子供に相談したら、「やりたいようにすればいい」と言われました。しかし、夫婦の意見が合わず、夫は樹木葬を望み、私は何か形を残したいと思います。どちらにしても、子供たちに迷惑を掛けない方法を決めなくてはと考えています。(70代女性)
A
年齢を重ねるにつれ、相続や、葬儀、埋葬などについて考えるかもしれません。肝心なのは、そうした事柄を一つ一つどうするかではなく、一人一人が悔いのない人生を歩み、子孫に「良い生き方」を残していくことです。
人の一生は、亡くなればそれで終わりではなく、魂は脈々とつながっていきます。そして、その家の「心の道」にまた生まれてくるのです。「心の道」に良い生き方を残していくためにも、今生で出会えた家族との縁を大切に、温かい関心を向けながら、心の交流を深めていきましょう。
心(魂)休まる環境が 和(会話)のある家庭
家族は 互いに運命を重ねてゆく
日々触れ合いを深めて 「教え」に生きる真実「家庭」に
人は良き因(実体)を受け継ぎ 運命が導く人生を歩める
「教え」を学び 「真理」のある家庭を築く努力をする
悔いなき人生を 家族が手にする「悟り」が ここにある
心(魂)休まる環境が
和(会話)のある家庭
家族は 互いに運命を重ねてゆく
日々触れ合いを深めて
「教え」に生きる真実「家庭」に
人は良き因(実体)を受け継ぎ
運命が導く人生を歩める
「教え」を学び
「真理」のある家庭を築く努力をする
悔いなき人生を
家族が手にする「悟り」が
ここにある
『真実の光・神示 平成30年版』13ページ
今やるべきは、家庭を、何でも語り合える和のある環境にすることです。中でも夫婦は、心を重ね合うことが必要です。
特に、葬儀やお墓のことなどは、他人には関われない、家族の問題です。「迷惑」などと遠慮せず、みんなでそれぞれの考えを伝え合い、よく話し合って決めていきましょう。
生み、育ててくれた両親に感謝し、その大恩に報いて、自分も悔いのない人生を歩むことが重要です。神の教えを学び、人としてあるべき生き方を、次代へと受け継いでいくのです。そこに、親から子、子から孫へと、仕合せが末広がりにつながっていきます。
※神示教会には、故人の魂を心の世界へと送る御魂送りとしての葬儀(玉納奉寿)があり、御魂安置所である、遺骨を納める納骨施設(神玉里、神玉園)があります。故人の生きた証しである遺骨(玉)を神の元に納めるのは、遺族が折に触れてそこを訪れ、仕合せに過ごす姿を報告するためです。そうすることで、故人の魂も、遺族の心も安定し、まことの供養がかないます。