お客さまに良かれと思い、はやりのデザインを提案したところ、それだけで怒らせてしまいました。店長にも責められ、悔しいです。夫に話しても、まるで無関心です。(40代女性)
A
理由もなく怒る人は、まずいないものです。相手にしてみれば、不満に思う対応があったのでしょう。謙虚に受け止め、自身の修正点に気付けたなら、嫌な出来事が、「大きな喜びのきっかけ」になります。
まずは冷静に、その時の自分の「心の姿」を見詰め直しましょう。客を見下げるような気持ちはなかったか。相手の話に耳を傾けていたか。こちら側の思いばかりを押し付けていなかったか…。
「相手の心を大切にする」「求められていることに応える」のが、仕事の基本であり、神が言われる「奉仕の心」です。それを踏まえて人と向き合うと、相手の心を察することができるようになっていきます。
店長の言葉に対しても、「足りないところを教えてくれた」「次の接客に生かそう」などと、受け止め方が前向きに変わるでしょう。
「教え」を学び 「真理」に悟りを得るほど
人間は 「運命」の力を世(社会)に奉仕する人を目指す
目指すほど 「心(運命)」は磨かれ
万人 万物を優しく包み 受け入れる心(実体)が芽吹いてゆく
「運命」の力が引き出され 多くの人々に愛され 信頼される人(存在)
仕事の「真理」に生きる人の心(人生)が ここにある
「教え」を学び
「真理」に悟りを得るほど
人間は 「運命」の力を
世(社会)に奉仕する人を
目指す
目指すほど 「心(運命)」は磨かれ
万人 万物を優しく包み
受け入れる心(実体)が
芽吹いてゆく
「運命」の力が引き出され
多くの人々に愛され
信頼される人(存在)
仕事の「真理」に生きる
人の心(人生)が
ここにある
『真実の光・神示 令和2年版』41ページ(中略あり)
「奉仕の心」は、家庭においても大切です。帰宅してほっとしたいときに、怒りの収まらない妻の話を聞く気持ちになるでしょうか。夫婦の会話は必要ですが、感情をそのまま訴えるのではなく、心を落ち着かせて、穏やかに心情を伝えることが大切です。夫を思いやり、疲れた様子なら、別の日にするなどの心遣いも大事なことです。
自分の思いだけで相手と関わるのではなく、どのような状況でも、誰に対しても、まずは相手の思いに配慮する、「奉仕心」を我が物としていきましょう。人の心を大切にする人は、必ず周囲からも大切にされます。職場でも、家庭でも、愛され、信頼され、円満な人間関係を築いていけるのです。