Q たばこをやめたいが、やめられない

60代

たばこをやめたいのに、やめられません。最近は吸うと肺が痛み、階段を上るのもつらい状態ですが、仕事や人間関係でストレスを感じると我慢できないのです。(60代男性)

人は、持って生まれた気質、体質、すなわち「実体」が、心の動きに表れてきます。たばこが好き、お酒が好き、甘い物が好きなどというのも、その一つです。しかし、気持ちが安定すると、実体が抑えられ、度を過ぎない正しい心の動きが取れるようになります。 

その一番の方法が、「居心地のいい家庭」をつくることです。家族で心が通い合う会話を楽しむと、気持ちが安定し、ストレスも自然と消えていきます。たばこに頼りたくなる思いも流していけるでしょう。 

「運命」に導かれる人の心は安定し 「道」欠く心の動きを取らない
 欲心に心染まり 実体の低さに気付けぬ人は
    自ら病を引き込み 「心の道」に悪しき因を残す
「教え」に「人生」の気付きを得て 人との出会いを大切にするほど
    人の実体は引き上げられて 真の健康を手にできる

「運命」に導かれる人の心は安定し
    「道」欠く心の動きを取らない
 欲心に心染まり
    実体の低さに気付けぬ人は
  自ら病を引き込み
     「心の道」に悪しき因を残す
「教え」に「人生」の気付きを得て
   人との出会いを大切にするほど
  人の実体は引き上げられて
        真の健康を手にできる

『真実の光・神示 令和3年版』93ページ(中略あり)

仕事のこと、人間関係、もちろん体調や禁煙に対する取り組みなども、何でも家族に思いを伝えることが大切です。家族と共有することで、さまざまな支えが得られます。そこに、心の負担が軽くなり、生きる力である「運命」が引き出されます。 

人は、欲望のままに生きることが真の仕合せではありません。「運命」の力を存分に発揮して、多くの人々の役に立って、喜びを味わうことが本当の仕合せであり、生きる意味です。そうして歩んでこそ、子や孫に良いものを残していけます。今の自分の生き方が、自分の体調や生活だけでなく、家族や子孫の人生までをも左右していきます。喫煙によって、これだけ体調に悪い影響が出ている以上、家族に協力してもらい、真剣に禁煙に取り組みましょう。