二世帯住宅で息子家族と暮らしていますが、一切関わりがありません。嫁の実家にはよく行く息子たちは、けんかをしているわけではないのに我が家には来てもくれません。(70代女性)
A
声が掛からない、来てくれないと思うなら、自ら進んで触れ、心の交流を深められるように努めましょう。その時に重要なのが、神の教えから、自身の立場に見合った「正しい関わり方」をつかみ、それを踏まえて触れ合うことです。自分の思いのまま関われば、かえって避けられてしまいかねません。
家族一人一人が 任と立場を知って 正しく関わる意識を持つ
和心育つ家庭の姿を知って 「教え」で心重なる家庭を築く 努力を欠いてはいけない
その努力が 家族の和心を育て
運命の力を引き出し 「心の道」に良き因を残してゆく
家族一人一人が 任と立場を知って
正しく関わる意識を持つ
和心育つ家庭の姿を知って
「教え」で心重なる家庭を築く
努力を欠いてはいけない
その努力が 家族の和心を育て
運命の力を引き出し
「心の道」に良き因を残してゆく
『真実の光・神示 令和4年版』135ページ(中略あり)
家庭を立ち木に例えれば、父母の家庭で一つの立ち木、子供夫婦も家庭を持っている以上、別の立ち木です。ですから、お互いに、それぞれの家庭の暮らし方や方針、家風などを尊重することが大切です。その上で、必要に応じて、木と木が支え合い、林のように繁茂していくのが、家族、親族の在り方です。
親は、子供が幾つになっても親。そうはいっても、時が移れば、それぞれの立場や役割も変わります。子供の家庭に親が口を出し過ぎれば、疎まれてしまい、半面、関わらなければ疎遠になる一方です。教えを学んでこそ、的確な距離感が見えてきます。自分たち夫婦が教えに生きる手本となることを目指し、温かく見守る姿勢で、心の交流を図っていきましょう。
そうした生き方ができれば、子供は親を大切に思い、心の道は太く確かにつながっていきます。そして、自分自身の人生も、悔いのないものとなっていくのです。