Q 実家の管理できょうだいの意見が合わない

60代

父は他界し、母は認知症で施設に入所。実家に戻ることは、もうありません。その実家について子供3人で話し合うと、2人は売却を望み、1人は反対。しかし、家の維持管理ができず、話を円満に進めたくとも、身動きが取れなくなりました。(60代女性)

実家は、家族全員の大切な思い出の場所であり、両親の物でもあります。管理、売却、相続などと考える前に、まず見詰めるべきは、「親が何を望んでいるか」です。亡き父の思い、また認知症とはいえ、母の願いは、どこにあるのでしょう。

人間の正体は魂 その魂が休まる場として 家庭がある
「運命」に重なる人生を手にするために
    「真理」を我が家に生かし 思い重なる家(環境)を大切にされよ
ただ会話を楽しみ 互いに「思い」を交流すればよろしい
 気持ちの共有が共感を呼び 自然と和心育つ家庭となってゆく

人間の正体は魂
  その魂が休まる場として
    家庭がある
「運命」に重なる人生を手にするために
 「真理」を我が家に生かし
    思い重なる家(環境)を
      大切にされよ
ただ会話を楽しみ
    互いに「思い」を
      交流すればよろしい
 気持ちの共有が共感を呼び
  自然と和心育つ家庭となってゆく

『真実の光・神示 平成26年版』103ページ(中略あり)

人の心、魂が休まるのが、家庭です。きょうだい3人が育った故郷を大事に思い、互いの気持ちを重ね合わせることが大切です。そのためにも、焦らず、時間をかけて、よくよく話し合いましょう。そのときに欠かせないのが、「親の思いを受け継ぐ心」です。判断の軸がそろってこそ、取るべき道筋が見えて、話し合いがまとまっていきます。

誰かがそこに住むか、所有したまま人に貸すか、売却するか、母が存命中はこのままにしようかなどと、自分たちにとっての最善の選択ができるでしょう。