90代の母が骨折し、退院後は医師の勧めで施設へ入所しました。本人が嫌がり、抵抗するため、当分は面会しないことに。ところが、半年ぶりに会った母は、認知症が進んで表情がうつろになっていました。悔やんでも悔やみきれません。(60代男性)
A
問題なのは、施設に入所させたことではなく、母との関わりの薄さです。親子の触れ合いが希薄になると、生きる意欲も減退します。今なすべきは、母を案じる思いを具体的に伝えるなど、積極的に声を掛け、関わっていくことです。同時に、母親が安心できるように、しっかり働き、社会で活躍する姿を見せていきましょう。
人間は 家族との関わりの中で 生涯を歩み 「心の道」をつないでゆく
家族の縁が 悔いを残さず「生きる」 心の支えと成る
「教え」に生きる家庭 家族は
会話にあふれ 互いの「運命」を重ね 補い合って「生きる」強さがある
人間は
家族との関わりの中で 生涯を歩み
「心の道」をつないでゆく
家族の縁が
悔いを残さず「生きる」
心の支えと成る
「教え」に生きる家庭 家族は
会話にあふれ
互いの「運命」を
重ね 補い合って
「生きる」強さがある
『真実の光・神示 平成29年版』14ページ(中略あり)
人は、家族と気持ちが通じ合っていれば、心が安定し、自然と身体も健康になっていきます。母との会話が続きづらいときがあっても、触れ合いを重ねていけば、必ず思いは届きます。少しずつでも、母に明るさや穏やかさが戻ってくるはずです。そのような心の人は、人を引き寄せ、多くの支えが得られます。施設においても寂しさを感じることはないでしょう。
今からでも遅くはありません。どこにいても、手に取るようにお互いの気持ちが分かる、心の通い合う家族を目指していきましょう。