No. 979

「学校に行きたくない」
神に守ってもらった私の心
(山梨県HI/女性/小学1年生)

楽しかったようちえんがおわって、1年生になりました。知っている子もいたし、始めは楽しかったけれど、しばらくして行けなくなってしまいました。りゆうはいっぱいあります。お母さんと長い時間はなれるのがいや。ようちえんはお母さんのお弁当だったのに、給食だときらいな食べ物が出る。うるさい子がいる。私にだけ、いやなことをしてくる友だちもいて、その子は、悪いことをしてもあやまりません。

「実りの集い」で勉強したから

私は、みんなとなかよくしたいし、あそびたいです。なのに、いやなことがありすぎて、「もう! みんないやだー!」って思っていました。私は、お母さんと同じで、言葉とか気はつよいけれど、心はとってもよわいです。全部お母さんに話して、いっぱいいっぱいなきました。

神示教会のしょくいんさんにも、話を聞いてもらいました。そうしたら、「○○ちゃんはやさしいから、その子にもやさしい言い方をしてみたらどうかな? きっとやさしい言葉が返ってくるよ」と教えてくれました。ちょうど「実りの集い」でも、「だれにでも温かい言葉を使おう」と勉強したので、やってみようかなと思いました。

今度は私が助けてあげたい!

学校には行きたくない気持ちの方が大きかったけれど、お母さんとお父さんが、かわりばんこでついてきてくれました。神様にもきがんして、ものすごくがんばって学校に行きました。

苦手な友だちと体がぶつかって、前だったら「どうせあやまってくれないし」と思い、私もあやまりませんでした。でも、心がモヤモヤして、その気持ちをきがんしたら、神様がおうえんしてくれている気がして、「ごめんね」が言えたのです。すると、いつもはあやまらない子が「ごめんね」と返してくれて、びっくりしました。

今は毎日、一人で学校に行けています。それもうれしいけれど、うるさくて苦手だった友だちをとっても好きになれて、前よりも学校が楽しくなったのが、もっとうれしいです。もし、つらい思いをして学校に行けない子や、こまっている友だちがいたら、こんどは私が話を聞いて、元気にしてあげたいなって思っています。

母より

最初の頃は「学校に行かせなきゃ」と必死でしたが、どうにもならず…。子育てに欠かせないのは「夫婦の会話」と神の教えで学び、夫と話し合っていきました。そこから気持ちが落ち着き、「まず娘の思いを聞こう」と変わっていったのです。

子供のことに限らず、買い物でも何でも、夫に相談していくように変えたら、自分の弱点が見えてきました。怒りっぽい性格で、子供のためを思って注意しているようで、感情をぶつけているだけ。夫婦の会話がどれほど大切か、しみじみ感じます。

先日、子供から「前は怒ってばっかりだったけど、最近は全然違うね」と言われました。私自身も、神の教えで成長させてもらっている毎日です。

我が子が 思いの全てを 安心して語れる親(両親)であれ
 ――夫婦は 常に 互いの思いを語り合い 信頼し 補い合って 「家庭」を守る――
 我が子の心(実体)が育つ家庭の姿を知って 「教え」を自ら学び 親の姿に映し出す
 自然と 我が子の心は 家庭に根付き 親(両親)を頼り 慕い始める
日々 思いを親子で語り 信頼が育つところに
    我が子の心(実体)は安定し 運命の力が引き出されてゆく
 春の時を迎え 我が子は自立し 我の人生を 神の手の中 歩みだせる

我が子が 思いの全てを
  安心して語れる親(両親)であれ
 ――夫婦は 常に
     互いの思いを語り合い
       信頼し 補い合って
         「家庭」を守る――
 我が子の心(実体)が育つ
    家庭の姿を知って
      「教え」を自ら学び
          親の姿に映し出す
 自然と 我が子の心は 家庭に根付き
    親(両親)を頼り 慕い始める
日々 思いを親子で語り
        信頼が育つところに
  我が子の心(実体)は安定し
     運命の力が引き出されてゆく
 春の時を迎え 我が子は自立し
    我の人生を
       神の手の中 歩みだせる

『真実の光・神示 平成28年版』161ページ