「仲良し」は勘違い!?
「私たち、完璧な夫婦だね」「ねー」そんなやりとりをしていたのに、「仲良し」が勘違いだったとは…。気付いたきっかけは、「本音で語り合えていますか?」と、勉強会で問われたことでした。
実は、前から気になっていた「妻に脅されて…」という夫の発言。冗談と分かってはいたけれど、思い切って「聞いた人はどんな気持ちになると思う?」と言ってみました。しかし、夫は傷ついたようで、ぱったり会話がなくなりました。慌てた私は、偉光会館へ。本物の夫婦を目指し、あらためて神の教えで向き合い始めたのです。すると、いろいろな自分が見えてきました。
無言の圧力をかけていた私
テレビを見るにも、買い物をするにも、私は必ず、「どれがいい?」と尋ねていました。ちゃんと夫に合わせるし、意見だって聞いていたのです。でも、つまらなそうな私を見かねて、チャンネルを譲ってくれるのは、いつも夫でした。買い物中、夫に意見を求めるのも、実は形だけ。「どうせ一人で決めるでしょ」と言われて、ようやく気付いた自分の姿です。
「こうしたい」「こっちがいい」無意識に、無言の圧力をかけていた私。それが積もり積もって、「脅された」の言葉につながったのかもしれません。
「一緒に楽しもう」の心に
今こそ、かわいい妻になりたい。関心のないことはスルーしていた私が、「まずは、夫の好きなことを一緒に楽しもう」という気持ちに。すると、興味のなかった野球中継にも、何と会話が弾むのです。2人の心が近づくと、さまざまな場面で、自然と意見が重なっていきました。無理して合わせているわけではなく、前よりずっと心が通じ合えていると感じます。
同居している義姉との関係まで変わりました。以前は、姉のはっきりとした物言いに傷ついたこともあったのです。それが、「お姉さんは本音を言ってくれているだけ。おなかには何もない」と思えてからは、いろいろな話ができます。最近は、リビングで一緒に過ごす時間が増えました。
来年は結婚25周年。あのけんかは、本当の完璧な夫婦になれるよう、神が下さったきっかけだったに違いありません。その愛に、夫婦でお応えしてまいります!
「教え」のある家庭に 夫婦の運命は重なり
互いの実体を 「真理」に生きて高めることに 気持ちが向かう
二人の会話も深まり 共鳴 共感し合う人生が始まってゆく
「教え」のある家庭に
夫婦の運命は重なり
互いの実体を
「真理」に生きて高めることに
気持ちが向かう
二人の会話も深まり
共鳴 共感し合う人生が
始まってゆく
『真実の光・神示 平成31年・令和元年版』19ページ