(静岡県HN/50代女性/主婦)
娘家族は、転勤で中国の上海に住んでいます。年に2回ほど日本に帰国し、今年も、春節の前に帰ってきていました。その間に、世界中がコロナウイルスで大騒ぎに。娘家族は、上海に戻れなくなってしまいました。
5歳と3歳の子供を抱え、娘夫婦は不安でたまらないはず…。夫や息子と、「こんな時だからこそ、家族で支え合おう」と話し合いました。
夫は、娘婿に「みんなの命が一番大切。我が家にはいつまでいてくれてもいいから」と伝え、一緒に過ごす時間を大切にしています。息子も、「できることをやるよ」と言って、子供たちの遊び相手になり、公園に連れて行ったりしています。
もともと我が家はみんなエコサイズで、ご飯も、洗濯も、何もかも少量でした。それが、娘家族が来たことで一気に倍になりました。初めは少し大変だったものの、ご飯もたくさん炊くとおいしいし、何より食卓がにぎやかです。あっという間におかずがなくなってびっくりしますが、「おいしい!」と言ってくれることがうれしいです。
以前は、口げんかばかりだった私と娘。でも、今は、「娘は早く以前の生活に戻りたいはず。私がいらいらしたら、娘たちはもっと不安や不満になってしまう。私が母として、祖母としてできることをやろう」と、娘を思いやれます。「幼い孫たちと暮らせるなんて、今しかないじゃん!」そんな気持ちです。
娘家族と一緒に、神の教えを学べることもうれしいです。世の中がこんなに不安定で、新型ウイルスもいつ終息するか分からないのに、私たちの心は安定しています。不安は何一つありません。
神の教えが人生の軸となる。まさに今、その喜びの中にいます。これからも教えを家族で学び、実践し、子供や孫たちにつなげる努力をしていきます。