私はとにかく心配性で、家族には善かれと思い、つい細かく言っていました。そんな私の言動で、家族にどれほど嫌な思いをさせてきたか…。
それに気付いた時、これまでにも増して真剣に神の教えを学ぶようになりました。いつもは勉強会に出席しても、どこかひとごとで「うちの家族は教えを実践できてない」と責めていた私ですが、やっと自分のやるべきことが見えてきたのです。
妻の役目=家族の心に寄り添う
「妻の役目は、家族の心に寄り添うこと」と学び、「まずは夫の気持ちを否定しない自分になろう」と決めました。つい「こうでしょ」と思いを押し付けてしまうのが私の欠点なので、自分の考えを言う前に「あなたはどう思う?」と聞くように。そのうちに、少しずつ夫との会話が和やかになっていきました。
そんなある日、一人暮らしをする息子から「きょうはご飯を食べに帰る」との連絡が。仕事で行き詰まることがあったらしく、夫と二人でじっくり話を聞きました。それだけで、随分気持ちが楽になったようです。夫は、我が子の頑張りを認めた上でアドバイスしていて、それも参考になったようでした。
息子との関係も好転!
以来、息子は仕事に前向きに取り組み、我が家にも頻繁に顔を見せてくれるようになりました。時々仕事の悩みを相談されますが、息子にしてみれば、ただ話を聞いてほしいときと、アドバイスしてほしいときがあるようです。話をよく聞いて、気持ちを感じ取りながら会話しています。
夫も、息子の良き相談相手です。先日も、息子の気持ちに寄り添いながら、温かく励ましていて、頼もしく見えました。教えを学び、実践する中で、何でも語り合える家族に近づけたことを本当にうれしく感じます。
最近は、神示集を読むのが夫婦の日課です。これからも日々の学びを欠かさず、心が通い合う家庭を目指していきます。