(福井県KI/40代女性/主婦)
最近、5歳の息子のことでうれしい出来事がありました。私はとにかく体が弱く、息子にしてやれないことが多いです。それなのに、「母親ならこれくらいしなきゃ」という固定概念があり、「絶対いいお母さんでいよう」というプレッシャーで常に張り詰めていました。
そんなある日、夫に代わって、息子が通うサッカースクールの送り迎えをすることになりました。とても不安でしたが、ふと「送っていくと息子は喜ぶだろうな」という気持ちが出てきて、連れていくことができたのです。「何かあったら、先生や保護者の方にお願いすればいい」と思うと、「自分の周りには、頼れる人がたくさんいるんだ」と感じて、今まで見えていなかった景色に気付けました。
恥ずかしい話ですが、私はこの日、初めて純粋に「相手が喜ぶだろうな」という気持ちで行動できました。そして、その心があると、不安が勇気に変わる体験をしました。「これがいつも学んでいることだ!」と感じました。
私は、これまで自分が随分駄目な母親だと思っていました。息子にも申し訳なさでいっぱいでした。でも、今は息子と本当の家族になれた気がして、ほっとしています。教えを学んできて、本当によかったです。これから、もっともっと和のある家庭になれるよう頑張ります。