No. 143

音信不通だった息子と念願の交流が

(愛媛県KT/50代女性/主婦)

他県で暮らす息子と連絡が取れない日々が続き、不安でいっぱいでした。そんな時に出席した勉強会で、こんな話がありました。「子供と音信不通になれば心配でしょう。でも、神の教えに重ねて考えると、子供の前に『夫婦』。夫婦が仲良く、温かい家庭を築くと、以心伝心という言葉どおり子供に伝わって、必ず交流できるようになります」と。

「以心伝心か…」うれしくなった私は、家に帰って夫に「お父さん、以心伝心やって。仲良く会話しよね。一緒に学びに行こね」と伝えました。夫も私の思いを聞いてくれ、今まで以上に互いを思いやり、一緒に教えを学び、「和のある家庭」を意識して毎日を過ごしていきました。

そんなある日、息子から突然電話がかかってきました。短い会話でした。「もっと聞きたいことはたくさんあるのに…」と思いましたが、元気でいることが分かり、本当に安心しました。夫とも喜び合い、ますます仲良くしていくことを心掛けました。

そのうちに、息子から再び近況報告の連絡がありました。しばらくたつと、また電話がかかってきました。気付けば、毎月連絡が来るようになったのです。先日は、「今度帰るから」と言ってくれました。

「以心伝心」は本当でした。神の教えは、現状にのまれていた私に、何をすればよいかを教えてくれました。気持ちを重ねてくれた夫と、不安につぶれそうな心を包み、正しく導いてくださった神に感謝です。

人生、何が起きるか分かりません。でも、教えの中に、必ず乗り越えるヒントがあります。これからも、家族で教えを共有し、過ごしていきます。