No. 135

教えを学び直して向き合った手術

(京都府AY/30代女性/小学校教諭)

昔から鼻炎気味で、よく鼻がぐずぐずしていました。医師からは、鼻中隔という骨が大き過ぎて呼吸の妨げになっているため、時期を見て骨を削る手術を受けるように言われました。でも、痛みが怖く、仕事が忙しかったこともあって踏み切れずにいました。

教師をしている私は、普段から生徒に、前向きに取り組む大切さを伝えています。神の教えも学んでいるのに、何年も骨をそのままにしているのはどうだろう…と感じ、教えを学び直したのです。

健康には心の安定が欠かせないこと、治療に当たっては家族の支えをもらい、医師を信頼することが大切と知りました。気付いたことを実践しようと思い、まずは、母と一緒に手術で心配なことを書き出しました。次の受診日に先生に尋ねてみると、一つ一つ丁寧に説明してくださったのです。その誠実さに感動して、「全部お任せしよう」と思いました。「他に何かありますか?」と聞かれ、「手術後の鼻のガーゼ、痛くないように抜いてほしいです」と伝えると、看護師さんが笑って「頑張るよ」と言ってくださいました。

手術は無事に終了。先生から「今まで手術した中で一番硬くて立派な骨だったよ」と言われ、家族で大笑いしました。心も、体も神に守られているのが分かりました。ドキドキしていたガーゼ交換の痛みもなく、数日の入院生活は先生や看護師さん、家族に感謝でいっぱいでした。

「教えのとおりにやってみよう」そう思った時から、私を支えてくれる人がどんどん増えていきました。感謝の気持ちが自分を強くしてくれることをあらためて感じた経験でした。