No. 654

人との出会いに喜びが
教えで広がった心の幅
(東京都YY/30代女性)

小学生の頃から、ささいなことで不安になる子供でした。特に人との関わりに自信がなく、友人との会話を思い返しては、「あの時、何て言ったらよかったんだろう」と考えるほど。一人で本を読んでいるとほっとする一方、そんな自分を「これでいいのかな」と思ってもいました。

疑問の答えは、教えの中に

「しっかり人と関わって生きていくには、どうしたらいいんだろう」抱え続けた疑問に答えをくれたのが、15歳の時に出席した青年向けの勉強会(友輝会)でした。「誰もが、神から人生を生き抜く力を頂いている。だから、後は教えを学んでそれを引き出すだけ」という話を聞いて、人生の道しるべを見つけた気持ちになりました。

その後、楽しみに勉強会に通ううち、自分との付き合い方が分かってきました。「どうしよう」と不安になっても、教えを学べば心を立て直せます。家族と話すと元気になれます。しかも、その繰り返しに、自分から人に声を掛ける勇気や、緊張してうまく話せなくても、「また声を掛ければいいんだ」と前を向く強さが持てたのです。

人と触れてみて、分かったこともたくさんあります。「きつい言い方をする怖い人」が、「思ったことをはっきり言うだけ」だったり、人の話を聞いて「こんな考え方もあるんだ」と感動したり。神の教えは、狭かった私の心の幅を、少しずつ広げてくれたのです。そこには、一人では味わえない、たくさんの喜びがありました。「生きがいは人との関わりの中で味わえる」神が教えてくださるとおりでした。気付いたら、徐々に、落ち込むことも減っていきました。

悩んだ経験全てが糧に

就職して15年、受付で書類をお預かりする仕事をしています。お客さまの表情から、「何か心配があるかな…」と感じるときは、「十分ご説明できていますか? ご質問はありませんか?」などと、目を見ながら丁寧に確認します。「今、言っていいのかな」と不安で迷っていた自分を思い出すからです。ひと声掛けるだけで、お客さまも「ここがよく分からなくて…」「この話をもう少し聞きたいです」などと話してくれます。不安そうにいらした方が、「きょうはよかった。安心しました」と笑顔でお帰りになる瞬間が、一番の喜びです。

人との出会いは宝と感じて

人との出会いでは、必ず気付きを頂きます。相手の思いやり深いひと言に、「人はここまで優しくなれるんだ」と、はっとすることも。そうやって今も、神が私の心の幅を広げ続けてくださっているのだと思います。たくさんの方に支えていただいている感謝を忘れず、これからも心を磨いていきます。

神示で確認 「喜び」の仕組み

人との出会いを大切にするほど 人の心(実体)は磨かれ
    生きがい多い人生を歩んでゆける
「教え」が「心」にゆとりを持たせ 人との出会いを大切にする「心」を引き出す
 自然と「人生」に自信が芽生え 自ら社会と関わる勇気が持てる
 多くの出会いが 多くの経験を生み 「運命」の力が社会に役立ってゆく

『真実の光・神示 令和2年版』108ページ(中略あり)

神示で確認 「喜び」の仕組み

人との出会いを大切にするほど
  人の心(実体)は磨かれ
   生きがい多い人生を歩んでゆける
「教え」が「心」にゆとりを持たせ
  人との出会いを大切にする
    「心」を引き出す
 自然と「人生」に自信が芽生え
  自ら社会と関わる勇気が持てる
 多くの出会いが 多くの経験を生み
  「運命」の力が社会に役立ってゆく

『真実の光・神示 令和2年版』108ページ(中略あり)