No. 645

孤独から抜け出せた私
もう後戻りしない
(栃木県MM/60代女性/主婦)

幼い頃、最も悲しかったのは両親の不仲でした。いつしか家の外によりどころを求め、勉強や部活動を頑張ったものの、高校生になると対人関係に悩んで孤立。さらに、優しかった姉が急逝し、寂しく、孤独な日々を送るようになったのです。

ようやく見えた自分の姿

そんな私を救ってくれたのは、神との出会いでした。誰にも言えなかった悲しみを神に訴えると、自分の奥深くにある涙壺(つぼ)のふたが開いていくように涙があふれました。心の重苦しさが取れていく一方、神の教えを通して自分の姿が見えてきたのです。

私はパッパと動くタイプです。相手を思いやるゆとりがなく、自分が正しいと思い込んでは、「何できちんとできないの!」などと、語気を荒げてしまいがちでした。だから、人との縁が深まらず、孤独感が募っていったのだと思います。

特に夫に対しては、健康のためのアドバイスをしても、「分かってる」「俺には関係ないから」と受け入れてもらえないだけで、「あなたのことを思っているのに!」とカチンときていました。そして、相手を屈服させようと、我を通していた私。それが教えを学んで祈願するうち、責める心が消え、言い過ぎないでおこうと感情を抑えられるようになりました。

相手の思いを聞くことから

問題が起きたときも、結論を急いでズバッと言わず、まずは相手がどう思っているのかを、「じっくり聞く」ことが重要と考えが変わりました。父の入院、農作業のことなど、「どう思う?」と話し合うと、すっと気持ちが重なれたのです。

夫の食事のことも、「こうした方がいいのに…」と思ったら一呼吸。心を落ち着けると、「注意ばかりされたら嫌だろうし、これくらいならいいか」と優しく思いやれます。夫も、「お前の言うとおりかも…」と変わってきました。以前は、何か聞いてもスルーされることがあったのに、「こうじゃない?」と返してくれ、夫婦の会話が楽しめるようになりました。

本音を語り合える夫婦に

夫は、持ち前の明るい性格が出て、いつも周りをぱーっと和ませてくれます。夫婦で大笑いし、本音を語り合える日が来るなんて…。夫が心から頼れる存在になりました。一緒に人生を歩んでいると思えるのが、うれしいです。昔の自分に、もう後戻りしたくない…。孤独から抜け出せたら、こんなにすてきな世界が広がっていました。

神示で確認 「喜び」の仕組み

神に心(思い)を預ける人は 自然と「愛(愛心)」の真理に生きている
 人を受け入れ
    出会いを楽しむ人生を日々歩んでいる
相手を受け入れ 思いを理解する
 話を聞いて 思いに共感し 気持ちを応援する
 愛と信頼が芽吹き始めて 互いに期待を満たそうとする
 「真理」に生きる人の心(人生)に 孤独はなきもの

『真実の光・神示 平成24年版』26ページ(中略あり)

神示で確認 「喜び」の仕組み

神に心(思い)を預ける人は
  自然と「愛(愛心)」の真理に
    生きている
 人を受け入れ
    出会いを楽しむ人生を
      日々歩んでいる
相手を受け入れ 思いを理解する
 話を聞いて 思いに共感し
    気持ちを応援する
 愛と信頼が芽吹き始めて
    互いに期待を満たそうとする
 「真理」に生きる人の心(人生)に
    孤独はなきもの

『真実の光・神示 平成24年版』26ページ(中略あり)