(愛媛県SH/40代女性/縫製業)
先日、小学生の息子が骨折した時のことです。翌朝、病院に行くと、既に長蛇の列。痛みをこらえる息子に「待つしかないね」と話していたところ、先に待っていた方が事情を聞いてくださり、前の方に、前の方にと伝え…、結局2番目に診察していただけました。
帰宅し、母に伝えると、「先生にもお礼言うたん?」と。引っ込み思案な私は、順番を譲ってくれた方にお礼を言うのがやっとでした。母の言葉から、神示教会で「出会いを生かすことの大切さ」を学んだのを思い出し、先生にも伝えてみようと思ったのです。
次の診察日、先日の状況と、ありがたかった気持ちを伝えたところ、院長先生は、「きっと常連さんたちですね。それはよかった」と、うれしそうに目を細められました。そのお顔を拝見し、伝えてよかった…と思いました。社交的な人にとったら何てことないことでしょうけれど、私にとっては、とても勇気のいることです。でも、勇気を出して心の内を表現したときに、こんなに気持ちよさが返ってくるとは思いませんでした。小さなこと、できることから実践し、心地よさをもっと味わえる日々にしたいと思います。