No. 559

目指すは「明」の人生
一から見直す夫婦の関わり
(愛媛県MI/70代女性/主婦)

夫婦二人暮らしも長くなり、いつしか夫は空気のような存在に。決して仲は悪くないものの、温かい関わりはなかったように思います。目に付くのは嫌なところばかり。声が大きい、口数が少ない、テレビに向かって批判・論評する…。ひたすら耐えるか、「何でそんなこと言うんよ!」と言い返すかのどちらかでした。

「我慢する」のではなく…

「社会は明と暗、大きく色分けされる」今年の祈願祭の神示を目にした瞬間、ドキッとしました。「明」と言い切れる一年にするために、夫の頭のてっぺんから爪先まで、丸ごと愛せる私になると決めました。

「話を最後まで聞く」簡単なようで、私ができていなかったことです。「我慢して聞かなきゃ」とならないように、「夫の気持ちを分かりたい」と神に願いました。祈願はすごいです。本当にそういう心になれるのです。「そうなんかあ」「そんなふうに考えてたんだ」と、イライラする回数が減っていきました。

言葉の奥にある思いを感じ取る

居心地が良くなってきたな…と思っていたある日、夫が照れくさそうに「『あなた』って呼んでほしい。一日一回でいいから」と頼んできました。そういえば、ウン十年前にも同じことを言われましたが、気恥ずかしくて「嫌よ」と断ったのです。でも、今回は違いました。さぞ勇気を出して言ったのだろうと感じられて、その気持ちに応えたいと思ったのです。

「あなた、おはようございます!」と言うと、夫は「大変心地いい」と満面の笑み。こんなに喜んでくれるなら、もっと早くやればよかったと思いました。今は、挨拶はもちろん、頼み事も「あなた、○○していただける?」と心を込めて言葉にしています。夫は張り切って手伝ってくれ、感謝、感謝の時間を過ごせるのです。あれほど気になっていた夫の嫌なところは、いつの間にか気にならなくなりました。

リーフレットにヒントあり!

ただ一つ、嫌なところが…。今年80才になる夫は、「人生あと5年くらいかな」と口癖のように言うのです。そんな時に教会から頂いた「救世ロードBook」にヒントがありました。家庭で愛の実践! 「家族が喜ぶことを毎日最低1つする」今度はこれを頑張りました。たかが靴をそろえるのも、トイレ掃除も適当にせず、夫婦二人の日常を大切にしたい。夫と長生きしたいな…と心を込めるようになったのです。

そんなある朝、祈願を終えた夫から、驚きのひと言が。「パソコンで付けてる日記、5年刻みでセットしてたけど、長生きしたいから、昨日15年分にセットし直したよ」。さらに「最近、人柄が変わったようだね」と言ってくれたのです。あまりにうれしくて、小躍りしてしまいました。

もっと夫が喜ぶことをしたい。何をしていてもこの思いがあふれ出てくる今、私はまさに「明」の毎日を過ごしています。

「救世ロードBook」などのリーフレットを活用して、人生が「明」に変わった方の声を多数掲載しています。

神示で確認 「喜び」の仕組み

人間の正体は魂 その魂が休まる場として 家庭がある
「運命」に重なる人生を手にするために
    「真理」を我が家に生かし 思い重なる家(環境)を大切にされよ
 難しいことは何もない
 ただ会話を楽しみ 互いに「思い」を交流すればよろしい
 気持ちの共有が共感を呼び 自然と和心育つ家庭となってゆく

『真実の光・神示 平成26年版』103ページ(中略あり)

神示で確認 「喜び」の仕組み

人間の正体は魂
    その魂が休まる場として
      家庭がある
「運命」に重なる人生を手にするために
    「真理」を我が家に生かし
      思い重なる家(環境)を
        大切にされよ
 難しいことは何もない
 ただ会話を楽しみ
    互いに「思い」を
      交流すればよろしい
 気持ちの共有が共感を呼び
   自然と和心育つ家庭となってゆく

『真実の光・神示 平成26年版』103ページ(中略あり)