(岩手県KK/70代女性/無職)
65歳を過ぎた頃、弱視と難聴になりました。本も読めず、字も書けず、聞き取りもできず、次第に人と会うのが嫌で、閉じこもるようになってしまいました。
そんな時ふと、神の教えを思い返し、人との関わりの大切さを再確認。友人から誘われた「盲ろう者友の会」に入ったのです。それがきっかけで、パソコンが見やすくなるソフトを入れてもらい、文書作成が可能になりました。また、大型の拡大読書器で読み書きも行えることに。会報を書いたり、知人に手紙を送ったりと、夢のような毎日です。
それから、盲ろう者の支援を目的とした養成講座の方に、障害者の立場から、何か話してほしいと頼まれました。本来なら、人前で話すのは苦手な性格。でも、周りの方々の支えの中で今があると思うと、挑戦する気持ちになれたのです。ありがたいことに好評を頂き、今年も行うことになりました。
神示教会で行っている、体に障害がある方を対象にした勉強会にも参加し始めてから、多くの仲間ができ、毎日が一層充実しています。今後も障害に負けず、感謝の思いを胸に、大勢の人と触れ合っていきたいと思います。