No. 534

破局の危機を乗り越えて
「二人で」仕合せへの道を
(神奈川県AS/40代女性/無職)

彼との交際も順調で、結婚を意識し始めた頃、大問題が起こりました。「両親と同居してほしい」と言う彼。一方、私は夫婦二人で住みたい派。どれほど話し合っても解決の糸口がつかめず、「縁がなかった」と別れも考えたのです。

神示にあった、悩みの突破口

教会図書を読むと、心に刺さる神示がありました。「結婚は、人生の大きな節。その縁、生かすも、殺すも、我が心の姿と申す」。住まいという条件だけでぶつかって、大切な縁を切ってはいけない。悩んでいた心に、突破口が開けました。

意見が合わないときは、まずは相手がなぜそう考えているのか、会話することが大切。そう考えると、「彼の思いを聞いてみよう」と、歩み寄る心になれたのです。

彼の気持ちの根底には、育ててくれた親への深い感謝がありました。その心に共感しながら、私の思いを伝えました。「新生活をスタートして、お互いを理解していくだけで精いっぱい。一緒に住もうと言ってくれるご両親の気持ちはありがたいけれど、不安もあるんだ…」と。彼も、私の思いを受け止めてくれ、心が楽になったのです。

見方が変わる! 神の力を実感

本当の意味で、彼と心が通い合った瞬間でした。私は、「結婚したら、夫婦二人で住むのが普通。彼はおかしい」と、自分の考えを世の中の正解のように捉え、自分で自分の心を苦しめていたのです。「人それぞれの価値観がある」と受け入れられた、その心の変化に、神のご守護を感じました。

そうして歩み寄ると、「支えたい」思いがさらに膨らんできました。仕事で夜遅くまで頑張っている様子を聞くたびに、励まし、応援しています。彼も「結婚したら、家庭をしっかり支えるから」と、力強く言ってくれてうれしいです。

相手の両親ともよく話し合い、まず二人で生活することになりました。親を思う彼の姿勢に触れて、私も尊敬の念を強くしています。ご両親といろいろなやりとりを重ねる中で、「良い嫁が来てくれる」と、信頼してくださっているのを感じます。

教えを二人の人生の羅針盤に

破局を迎えそうになって味わった、人生で一番のつらさ…。しかし、「あの苦しみがあったから、心の絆が本物になったね」と、一緒に歩む決意が深まりました。これからは、その絆を軸に、お互いの家族を自分の家族のように、「二人で」大切にしていきます。そして、どんな出来事も、神の教えを羅針盤に、「二人で」乗り越えていきたいです。

神示で確認 「喜び」の仕組み

二人の出会いが 二つの家をつなぐ
 喜び 仕合せの輪が広がってゆくのである
結婚は 人生の大きな節
    その縁(節) 生かすも 殺すも 我が心の姿と申す
 心焦らず ゆっくりと 神の教えで「今」を生きる
 皆の姿(人生)光り輝き 良縁引き寄せ 栄える家を手にできる

『真実の光・神示 平成18年版』203ページ(中略あり)

神示で確認 「喜び」の仕組み

二人の出会いが 二つの家をつなぐ
 喜び 仕合せの輪が
    広がってゆくのである
結婚は 人生の大きな節
  その縁(節) 生かすも 殺すも
    我が心の姿と申す
 心焦らず ゆっくりと
    神の教えで「今」を生きる
 皆の姿(人生)光り輝き
  良縁引き寄せ
    栄える家を手にできる

『真実の光・神示 平成18年版』203ページ(中略あり)