(千葉県HS/50代女性/主婦)
先日、大きな台風が千葉を襲い、我が家も数日間に及ぶ停電を経験しました。
出勤ができなくなった婿と娘、孫の4人で、冷房が使えない家の中で、「どうしよう」と思っていました。すると、婿が「避暑に行こう!」と声を掛けてくれたのです。休日はいつもゴロゴロしている婿が、家族をショッピングセンターに連れて行ってくれたことが、本当にうれしかったです。
1日中、語らったり、孫を遊ばせたりと、楽しい時間を過ごしました。帰宅後は、テレビがつかないので、トランプをして過ごすことに。娘が「こんな時間が送れるなんて、考えてもいなかった」と言うほど、充実したひとときでした。
その後、孫と銭湯に行くと、午後11時なのに長蛇の列でした。列に並んでいる最中、思わず「テーマパークにいるみたいだね」と言ってしまいました。すると、周りにいる人がこちらを見て大笑い。長い列が、順番を待つわくわく感に変わったのでした。大変な状況でも胸の内を神に語り掛けると、心が落ち着き、「自然災害なのだから仕方がない」「流れに乗っていこう」と、気持ちの切り替えができます。どんな環境に身を置いても、感じ方一つでこんなにも違うのだと、感じた出来事でした。