No. 40

自分の心が相手に映る

(埼玉県SK/40代女性/契約社員)

10年前に結婚した当初、義母とは不仲な私でした。早く孫の顔が見たいと言わんばかりの義母の態度を受け止められず、なかなか思いが通じ合わなかったのです。

しかし、神の教えから和のある家庭の大切さを知り、これが自分の課題と思いました。それからは真剣に教えを学び、常に明るい挨拶を心掛け、心に何も置かずに接することができるように神に願ってきました。

数年かかりましたが、少しずつ義母の態度が和らいできました。そんな矢先、義母が体調を崩して入院したのです。不慣れな入院生活は不安だろうと思い、何度も病院に顔を出しました。見舞いに行く前にも、神の館で勉強会を一つ学んで、義母との縁が深まるように神に願いました。

義母は不満や愚痴をこぼすことが多かったのですが、私の心は不思議と穏やかでいられ、相手の気持ちに共感できました。何げない私のひと言に、義母から「本当にそうだね」と優しい言葉が返ってきた時は、自分の心次第で相手が変わることを実感しました。最近は、「あなたが学んでいる神様の所に行ってみたい」とまで言ってくれ、ここまで縁を深められたことに感謝でいっぱいです。