(大阪府RS/70代女性/看護師)
職場では、長年、看護師として患者に向き合い、多くの生きがいを味わってきました。しかし、家庭内では夫と心が通わず、家族そろって食事もできない状態でした。幼い頃に家族と離れた私は、夫や子供にうまく愛情がかけられなかったのです。神の教えを学んでもなかなか実践できず、変わらない現状に落ち込む日々でした。
しかし、信者籍を置いて20年目の節目に、「ことしこそは、家族みんなで楽しく過ごそう」と決心しました。「要は自分」「家庭の基本は夫婦」と心に留めて、夫への感謝を忘れないように神に願いながら、その気持ちを言葉で表現することを心掛けました。それを重ねていくうちに、少しずつ夫が穏やかになり、食事の時にも「おいしい」「この味付けいいね」と言ってくれるようになったのです。
長年、「夫が好き」と素直に思えなかった私が、今は「大切な夫」「自分がこうしていられるのは夫のおかげ…」と思えるようになり、毎日が楽しいです。次は、子供たちも交えて、笑顔で食卓を囲めるように頑張ります。