(茨城県SS/30代女性/音楽講師)
外国人の男性と結婚し、日本で生活することになりました。しかし、同居することになった実母と夫は、言語の違いもあって円滑なコミュニケーションが取れず、ぎくしゃくした状態でした。
父が亡くなったばかりで、「母を支えてあげなければ…」「母が仕合せになることが最優先」と思っていましたが、夫と勉強会で学んだ時、家庭の基本は夫婦であり、結婚した自分にとっては、夫との関係が何より大切と気が付きました。夫婦の会話も、「どこまで思いが伝わっていただろう」と、あらためて見詰め直せました。
「心が通う会話ができるように…」と神に願い、努力していくと、妻として夫をしっかり支えていこうという思いが出てきました。毎日いろいろなことが起こっても、夫婦の考えがいつも同じ方向に重なっていけるので、何でも乗り越えられそうな気持ちが込み上げてきます。神の教えを実践するのに、言葉や国籍の違いは関係ないと感じます。母に対しても、「何かしてあげる」という感覚ではなく、自分たち夫婦が仕合せな姿を見せていくことが大事だと分かりました。
自然と夫と母の関係も良くなってきました。母に「家族と本音で会話ができてうれしい。家族で教えを学べてありがたい」と言われ、それぞれが教えで生きる喜びと感謝を味わっています。